復習テスト・・・

自己採点の結果はひどい出来えーん

 

 

算数はあり得ない計算ミス多数。

久しぶりに100点を下回る。

本人曰くあと24点は楽にとれたはずの問題・・・らしい。

 

国語は自己採点、記述なしでギリギリ100に届かず。

記述で少しは点数をもらえたなら100点超えるか、というところ。

 

理科ボロボロ・・・。

電気のところは復習しきれていなかったそうな。

 

社会も知識の穴がたくさん。。

溜息しか出ない結果。

スランプなのか。

これが彼の実力なのか。

 

娘と出かけていた私が帰宅すると、

塾から帰ってきた息子が自己採点しながらポロポロと涙をこぼしていた。

四谷大塚程ではないけど、それに次ぐひどい出来だったから、さすがにへこんでいる。

「頑張ってたんだけどな・・」と息子。

 

わかってるよ。頑張ってたよ。

つらいね・・・。

でも、ここが踏ん張りどころ。

 

これから、夏休み!と気合十分にスタート切ったばかりなのに、

復習テストの結果ごときで落ち込んでいてはどうしようもない。

課題の洗い出しをしたうえで、

塾の夏期講習開始までの苦手単元総復習をして、

8月末の夏期講習終わりのマンスリーでどこまで仕上げられるか。

今はそこを目指してただ頑張るしかない。

 

「そんなの、言われなくてもわかってる!!ムキー

と切れ気味の息子。

理科は復習しきれていなかったからやむを得ないとしても、

一番時間をかけた算数と社会は相当悔しかった模様。

 

そこで、年度初めの保護者会で聞いた昨年度6年生の進学実績の話を息子にしてみた。

 

息子の通う校舎では昨年度、筑駒はαクラスからしか合格者が出ていなかったけれど、

開成・麻布に関しては、アルファベット中~上位クラスからも何名も合格者が出ていた。

早慶には、下位クラス~上位クラスからも合格者が複数出ていた。

一方αクラスでも早慶~開成麻布よりもはるかに下の偏差値とされる学校(おそらく彼らにとっては滑り止めと思われる学校)に進学した子たちもいた。

 

つまり、偏差値は指標の一つではあるけれど、

それがすべてではないんだよ、ってこと。

(※筑駒だけは別格だけど。)

 

組み分けテストは11月が最後だから、

もしかしたら、その子たちももともとは上位クラス~αで、

たまたま調子を崩してクラスを下げていただけかもしれないし、

もともとαには届かなかった子たちなのかもしれない。

 

いずれにしても、最後の組み分けテストで、

αに届かなかった開成・麻布第一志望の子たち、

上位クラスに届かなかった早慶志望の子たちは、

今の息子と同じように、相当落ち込み、涙したかもしれない。

 

それでも、合格を勝ち取った子たちは、

そのことで心折れることなく、

合格を信じて自分のやるべきことをしっかりとこなし、

最後まで走り切ったんだろう・・・と。

 

彼らが、そこで「もうダメだ」と志望校を変えたり、

落ち込んで投げやりな気持ちになっていたとしたら、

合格はきっと無かったよね・・・と。

 

この話は結構効いたみたい。

ピタッと泣き止んだ。

「頑張る・・・!」

と静かにそう言って机に向かった。

 

今落ち込んで、モチベーションを落としてる場合じゃない。

まだ夏前なのだ。

 

今の状況から、どう立ち上がるか、一緒に考えよう。