息子の今の課題は、

とにもかくにも、国語・・・。

算数、理科、社会はやる気スイッチが入ってから、

順調に伸びている。

でも国語は伸び悩んでいる。

 

しかも、ものすごく落差が激しい。

偏差値45~58くらいの間を行ったり来たり、

急降下、急上昇を繰り返し、r安定しない。

最高でも偏差値60に届いたことは一度もない。

 

算数・社会は、かなりがんばっていて、

理科はまあまあ頑張っている、

そして国語が足を引っ張っている。

それが今の状態。

 

男子はだいたい国語が苦手なもの、らしいけれど、

それでも難関校の国語はやはり難しいし、

それなりの得点力が求められる。

今のままではかなりまずい。

 

息子の第一志望校は、4教科全て配点が同じなので、

算数・国語の配点が高い学校のように、国語で落とす分、算数で稼ぐ、ということができない。

だから、国語も足を引っ張らない状態にしなければならない。

 

今、得点できていない原因としては、圧倒的に基礎力不足にある。

国語だけは本当に一朝一夕にどうにかなるものではないな、と改めて感じる。

 

テストでは、漢字、知識系のAタイプの問題をかなり落としている。

そこで得点できれば、もう少し違っていたのに、というテストが少なくない。

また、語彙力が不十分だから、文章の読み取りが甘くなることもあるように感じる。

 

現時点での国語への取り組みとして、

B授業の復習をプリバートで行い、

A授業の知識系の学習はコツコツ自分で頑張っている。

 

だからか、A授業の復習テストではそれなりに毎回得点できており、

マンスリー確認テスト、復習テストなどの、

試験範囲が決まっているテストについても、

ある程度得点できるけれど、

範囲の無い実力テスト系になると、大きく下がる、

という状況を繰り返している。

 

テストの結果に一喜一憂せず、

コツコツ、授業の復習を中心に頑張っていれば、

夏くらいにはその成果が出てくるんじゃないかな、とは期待している。

 

でも、それだけでは足りない。

塾の保護者会では、夏を過ぎたら知識系の基礎学習に力を入れている暇はなくなるから、

夏までに完成させるように言われている。

特に「漢字の要」は夏期講習までに3周するように、とのこと。

気の遠くなるような量。

それプラス、五年生時にもらった、マスター360「ことわざ、慣用句」の習得も必要。

 

全部まともにやることはできない。

漢字の要は、

一周ざっと終えて、覚えられていない漢字だけチェックする。

二周目はチェックが付いたものだけやる。

三週目、は再度全部見直す。

そして、そこで再度チェックが付いたものは徹底的に抑える。

そんな感じかな。

マスター360はひたすら音読させる。

慣用句系はそれをそのまま書かせる問題は少なく、

穴埋め問題が多いから、

きっと記憶のどこかに引っかかっていれば書ける気がする。

取り合えす、記憶にツメ跡を残すことが重要だと思う。

もちろん、どうしても覚えられないものは何度も書いてみる、

という必要があるだろう、と思う。

 

長文読解のテーマも、通常小学生が日常的に触れることは無いだろう、

と思うような難しいテーマも多い。

 

随筆、説明文は、日本と外国の文化・習慣・考え方の違いについて扱ったものは特に多い気がする。

また、宗教を扱うもの

親子の関係を扱うもの

動植物を扱うもの

文明の進化について扱うもの

伝記的なものもよく出てくる。

 

物語文は、

恋愛を扱ったもの

友情を扱ったもの

親子の関係を扱ったものが多い気がする。

 

随筆・説明文は、筆者の主張を、

物語文は、登場人物の感情をそれぞれしっかりとつかみ取る必要がある。

 

でも、答えとなる言葉が直接的に文中に出てくることはほぼない。

だから、状況について書かれた言葉、文章を注意深く分析し、

筆者の主張、登場人物の心情を読み取らなければならない。

 

比較的物語分の方が得点しやすい、と言われているが、

男の子は、「恋愛」を扱ったテーマはさっぱり得点できないのだと

プリバートの先生が言っていた。

「体験」したことのないテーマというのはやはり難しい。

これに対して、女の子は早熟で、「恋愛」をテーマにした物語は得意な子が多いらしい。

 

学校によって、どういったテーマの読解文が出題されるか、

傾向がはっきりしているという場合もある。

だから、ある程度総合的な学習を終えたら、

夏以降は志望校の傾向に的を絞った対策が必要になるのだろうと思う。


でも、今はとりあえず、目先のテストの結果につながらなくても焦らず、基礎固めをしっかりしていかなくては・・・。