感覚過敏「聴覚」 | チビのハルくん、自閉っ子。

チビのハルくん、自閉っ子。

知的障害を伴う自閉症児ハルくん。問題行動山積みだけど可愛い笑顔はママの宝物!

発達障害児には感覚過敏がある子が多い。
もちろんチビハルにも存在する。

健常児へ追い付く日が来る!…と信じ、
見上げた青空にHappiness is full!
何という幸せ!とニンマリ微笑む日々を…

打ち砕いたのも、
この感覚過敏があったからだ

学んでいくたび、
発達障害児特有の感覚過敏が
次々とチビハルに当てはまる事に気付いてゆく

この子、ホンモノかもしれない…

淡く期待を抱いていた「定型発達」への道が、
急速に遠退いていった。


どこかのサイトに

羊水で守られていた赤ちゃんが、
産道を通り初めて外気に触れた感覚は、
痛み刺激と似ている

そんな事が書かれてあった

これが感覚過敏のある発達障害児だったらどうだろう…

産まれた瞬間から、
昼も夜も不快感に苛まれているとしたら…
それは考えただけでも恐ろしいことだ

チビハルは、どうだったのだろう
泣いている…
昼も夜も泣いている…
果たして。

感覚過敏は成長と共に薄れていくものも多いようで、3才の今「触覚過敏」についてはハッキリしないのだが、

以前はベタつくものを嫌がる、
手の平を洗おうとすると異常に笑いもだえる、
髪を洗うのが嫌い、
洋服のタグを嫌がる、
特定のメーカーのストローしか使えない、
など、黒と思わせる部分が多々あった

そして他に、チビハルが赤ちゃんの時から持っていたのは「聴覚過敏」だ

この事が眠りの浅さにも繋がる

それ故、腕の中でようやく寝付いたチビハルを前に、私は物音ひとつ立てられない状態であった

座椅子に座りチビハルに授乳をする
そのうちオッパイを咥えたままチビハルが寝つく
だが、その後も私は、
何時間何時間もその体制を維持…
なのである
なぜ抱っこをし続けなければならないのか…こちらの記事後半に


だが私もさすがに暇を持て余す
そこでいつも座椅子の周り 手の届く範囲に、
リモコン類、携帯、雑誌、飲みもの、おやつなどを置いていた。

半径50cmエリアに全てがある…
これぞダイエット企画番組に登場する、
ダイエットビフォーな巨漢の如し。

だが暇に任せてそれらを操作する時、
細心の細心の注意が必要となるのだ。

どれだけ細心かというと、
携帯(当時ガラケー)のボタン一つ押すのに、
僅かな音もさせてはならない

飲み込めない貴方へ追記させていただくが、
もちろんボタン確認音はOFFである

ガラケーの場合、ボタンを押すと
ポクッ というような感触を指に感じる

そう。感触なのだ

ママにしてみれば、
ママにしか感じ取れない感触だけなハズ…

ポクッ…の感触さえも最小限にするべく、
ボタン一つを押すにも3秒という時間を費やしている

自信を持って言えるが、
ポクッのボリュームは限りなくゼロに近い

なのに…

瞬間…


チビハルは泣き声をあげて起きるのだ








ランキングへ参加しております。
下記バナーをクリックして頂けますと、応援ポイントが入り大変励みになります。
どうぞ宜しくお願い致します。

 にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ

 にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ