これは今年完全閉鎖するYahoo!から避難させたブログです。
【2010/02/11手記】
今日はせっかくブログを始めたので、 少しだけでも人の手助けのひとつにもなればと書いてみます。
ある土曜日の16時頃、とあるお店でここあさんは急に耳の圧迫感を感じた。
夜、家に帰ってからもなおも続いてた。
この時にはまだ一晩寝たら治るかな~なんて思ってたのだけど。
朝になってもまだ治っていなかった。
左耳がほとんど聴こえてない。
右耳は聴こえているがボワンボワンと音がすべて響く。
ちょっと不安。
翌日月曜日に外出。
ほとんどの音を右耳だけで聞いているせいなのか、 音の方向と距離感がないことに気がつく。
右耳の聴こえが響くせいで、トンネルの中で音を聞いているかのよう。
耳に筒を当てるような音に聴こえる。
なんだか、映画の中の背景で聞こえる雑音と似ている。
車の走る音が聞こえた。
背後の道路を左右に走ってる気がしたが、 実は真横すぐ脇を通り過ぎた。
全然わからなかった。怖いくらい危険。
耳鼻科に行って診断してもらった結果、 突発性の急性難聴ということだった。
先生から初見のお言葉が
「コンサート等やヘッドホンとかの大音響を聞いたわけでもなく、 突然(難聴に)なるのは珍しい。しかも両耳一度になるというのも珍しい。」
珍獣ですか。ここあさんは。。。
検査の結果でも右耳も悪いようだが、左耳はかなり悪かった。
幾つもの音の数値検査の結果、 低音が特に聞こえにくい難聴のようだ。
先生曰く、、
「分かりやすく言うと、90歳ぐらいの聴こえぐらいです。」
(ここあさんはそんな歳ではありません)
先生、分かりやす過ぎです。かなりショック。
ここあさんの場合は難聴になってまだ3日しか経ってないので、 治療したら治る可能性が高いようだ。
これでも本当は病院に来るのが少し遅いらしい。
「神経は1ヶ月経つと固定されてしまうので、 1日でも早く治療をし始めるほうがいいんですよ。 (ここあさんは)すでに3日経ってますが、まぁおそらく大丈夫でしょう。」
もう少し遅かったら(ここあさんの場合)左耳がここまで悪いと 治らなかったかもしれないとのこと。
「左耳の数値が悪すぎるので、治療しても80%しか治らないかもしれませんね。」
先生、マジですか?
神経系の治療なのでステロイド系の飲み薬を1週間分頂いた。
薬を飲み始めて3日はなんの変化もなかった。
4日目にして右耳のボワンボワンとした響きがなくなる。
左耳も前より少し聴こえているようだ。
音の距離感が分かりはじめた。
薬がなくなる1週間後の検査では右耳はほぼ完治。
左耳は半分まで回復していた。
さらにもう1週間ステロイド系の薬をもらうことになる。
難聴になり約2週間後の検査では良くはなってきているが、先週ほどの回復が見られなくなってきた。
やはり80%が限度なのか。
ステロイドの薬は長く飲み続けるのは危険ということらしく、 これからは血液の流れを良くするという薬で様子を見ることになった。
難聴になり1ヶ月後、1日も欠かさず飲み続けた薬のおかげか、左耳は9割くらい治っていた。
ここ数日の検査では数値が動いていないらしく、 治療はこれで終わりのようだ。
最後の診察の日、先生は
「左耳は前(健康な時)からこの数値でしたか?」
んなの知らんわー!
健康診断じゃそこまで詳しく普通しないでしょーっ!!
「あなたの場合、高音になるほど聞こえが良い。 普通の人は最後の高音は(聞こえの数値が)下がるんですよ。珍しい。」
先生、やはり珍獣扱いですか。。。
ここあさんの場合、早めに治療しはじめたから回復いたしました。
今、突然難聴になられた方は、迷ってないで直ぐに病院に行ってください。
時間が勝負らしいです。
現在治療中の方も通院はとてもしんどいですが頑張ってください。
