ルイダ イン ワンダーランド 18ー6 | ちびちゃ ちゃんのブログ

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 私たち 透き通るような透明 南国の海の中っ。 ぽわぁぁん。キラキラ 泡の中にいます。 

”美味しーい。” 可愛らしく2人は手を頬にあててる。 

口の中に 伊勢丹の ケーキの味の デジタルなイメージが 残ってます。

 

 現実世界でわ ぴくぴくっ。イメージを感じる猫耳をつけた ルイダとエイダは 新宿駅ビルのテラスで レモンティを飲みながら DS64で トロピカルワンダーランドを 遊んでいます。

 

 ルイダちゃんは 細い 腕を伸ばして 

“周りがお魚だらけ。フラクタルな世界だわっ。” 

”あらっ。”こぼぼぼぼっ。

キラキラー。頭に猫耳を付けた エイダちゃんの姿が しましまねこに変わりかけてっ。 

 

 深海魚の下顎を引っ張り 口を開け 中をのぞき込み。 こぽっ。 お絵かきっ。

エイダ “面白ーい。わぁぁ。こうなってるのねっ。” (かきかき。)

 

ルイダ ”ごぼぼっ。” まじめな顔で

 “ここわ 誰も暗くて近づけない 漆黒の世界。 古代魚さまよう深海だわっ。”

 

 目の前を 動物達を乗せた 大きな窓のTWSRの電磁誘導船。ノーチラス1号が ぷかぷか 浮かんでいます。

ルイダちゃんは にこにこにぃ。 可愛いく手をふり 御機嫌よーうっ。” 

猫族、犬族の潜水艦のお客達が ”(マーメイドさん。)こんにちわー。” 応えます。

 

 キャムっ。ぽん。

ルイダちゃんの首に下げている姫様キーが きらりん輝いて。 

“ライトニングアローッ。” キュィン。 ぴんくのマジカルな弓を左手に持ち 右手を大きく回して

“オープン ザ ゲートッ。” (くぅぅっ。) あれ。

こぼっ。“わっわたしも 体が 茶猫に変わっていく。”

 

エイダちゃんは 俯(うつむ)き加減っ。 

“わたしこのまま深海の中に居たいのかも。結構いごごちが良いのっ”

ルイダ “ええっ。”

 

エイダは にこっ 少し上を向いて (キラキラ)

”・・てっ思っていたけれど。楽しいを探したいし” “長生きもしたいわっ。“

 

(ルームメイト時代 お友達が小動物だった頃とは 変わってきたわ。)

ルイダ うん。”マジカルデバインシュートォォ。” 弓を弾いて ゲートを開きます。

空中で青いクリスタルが輝く ちていのくにへ。

 

 場面が変わり ちていのくに お天気。 中央パークの喫茶店っ。 お外には虹色に輝く足湯があり 時折 サイレンが鳴り ゴボボッ。間欠泉が吹き上がります。 綺麗な 虹がかかります。

 

 ロココ調の外観の小さな喫茶店。いくつかの国旗がはためいてます。

内装は シックでレトロ。イギリス、フランスのホテルなどで使われてた アンテーク家具が置かれ 値札付きの縫いぐるみ、プロマイド、文房具が飾られています。 わいわい 多くの動物さんたちが お茶を楽しんでいます。 

 

 つま先でリズムを取り 黄色のりすのコスプレをした娘がピアノの伴奏に合わせ 喫茶店で歌を唄います。 お外で間欠泉(かんけつせん)が噴出(ふんしゅつ)します。 ちらり。(ラァラァ。 オバザレインボウ。)

 

ポロン。ポロン。

 

トリーミング<136曲目> りすちゃん

 

お天気の日は 

わたし元気

通りに面した白いバラ

あまりにも気に入ったので

庭師の許しを得て

摘んでみました。

わーい。

 

貴方の好みの色に変え

可愛く 気高く 元気。

テーブルの上に

一輪のベルサイユ。

 

素敵な香りの紅茶

美味しいケーキゃ チョコ

流行の歌で

あなたを子犬のような

キラキラ瞳へと

可愛く したい。

 

わたし 可憐なトリーマ。

 

パチパチパチパチ。・・。

 

 半分ねこっ。 赤のポーンと しろくろのルーシィキャトゥは カウンターで 手を叩きます。 りすちゃん にこっ。

2人は一番人気のオリジナル香辛料ブレンド。 ストローで炭酸ジュースを 楽しみます。

 

 目の前に 大きな スパイラルのグラスコンデンサーがあり コーヒーの機械がコポコポ 音をたててる。

 

 ピアノ(ジャズ) タンタタンタタンタタンン~♫  ジュー(ストローの音っ。)

レイラ ”博士の日記のこの部分を見てっ。” ぱらりっ。 

”ちていのくに パビリオン着工の指揮をしながら オーストラリアマイトの結晶の抽出作業をされたと あるのっ。”

ルーシィキャトゥ ”どこの パビリオンかしら。”

 

 ダンダンダン。 ルーシィは お外の方へ 振り返ります。

入り口 脇の 駐車場の辺りで ガヤガヤ 聞こえてきます。 

 

ばおん。ばおん。 ”これ見ろよ 初心者向けの ハンドル付きの ボードだぜ。”  チェーンをペンチで切って パキンッ。 ”だせーぜっ。” はぁはぁ~ん。

 

 喫茶店の扉を パタン 開けて

レイラ ”それ 私たちのボードよ。 汚い手で さわらないで。”

 

ばおん。ばおん。 ふうん。”俺たちと 勝負して 勝ったら このボードの転売を 止(や)めてやる。” ちゃりん。 

”もし 勝ったら 次のパビリオンに行ける鍵を・・ やるぜ。” ぐぐぐ。

 

 大きな 足湯のプールの前 専用ゾーンで レイラと ゴブリンは 戦かいます。

ゴブリンは マッド・ヘビメタ・ドックバージョン。 大型。黒の改造ボード。 片手に音楽をならした ラジカセを抱え 棘のついたバットを持ちます。 

黒革ギザギザ ゴブリン ”ふへへへ。”

 

レイラは 左手で 小さなピンクホバーボードのハンドルを操り バランスの右手で 長めのロケットハンマーを持ちます。

ボートを奪(うば)われた ルーシィは 応援っ。 ”レイラ。 頑張れーっ。”

赤い可愛いドレスのレイラ ”負けないわっ。”

 

 ルイダと エイダは きらきらな お魚フラクタルな 道を 通り抜けてます。

 

つづく

 

影響を受けた作品:マジカルキャット団、写楽、バクトゥザフューチュア、天空の城ラピュタ、ふしぎな海のナディア、リリカルなのは、スィートミント、ゲートキーパーズ、涼宮ハルヒの憂鬱、ジュエルペット、とか