【センター試験】英語(2014・本試験)第2問C | チビタコのブログ

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C[語句整序](完答4点×3問=12点満点)

問1(21番,22番)[advise+目的語(人)+to不定詞]④⑤(①⑥③②)

ダン「健康診断,どうだったよ?」

 〈How did S(物) go?〉は「Sはどうだった?」の意味。

 (補足)一般に主語が人なら一般動詞はdo,物ならgo。

 [語句]health「健康,健康状態」  check「検査(,照合,小切手)」

マイク「悪くはなかったんだけど,先生が定期的に運動するようにってさ。」

【選択肢】

 ① advised    ② exercise    ③ get    ④ me    ⑤ regular    ⑥ to

 [語句]advise「…に勧める」  exercise「運動(,練習,練習問題)」  regular「規則正しい(,いつもの)」

 (補足)動詞adviseは/ədváiz/。名詞advice(忠告,助言)は/ədváis/。スペル・発音ともに注意。

1行目のdidから分かるように話題が過去の出来事なので,動詞は過去形のものを選ぶ。〈advise+目的語(人)+to不定詞〉の形に気づくと楽。


問2(23番,24番)[talk+目的語(人)+into+名詞・動名詞]③⑥(②①⑤④)

ケン「君の親が留学させてくれると思うわけ?」

 [語句]abroad「外国で[に]」

ペグ「分からないけど,説得できるといいな。」

【選択肢】

 ① can    ② hope    ③ I    ④ into    ⑤ talk    ⑥ them

動詞は(can) hopeと(can) talkの2種類あるが,選択肢にI(主格=主語)があることから,〈hope+(that)節〉(hope I can talk ...)だと判断する。talkは普通,〈talk+with/to+人〉や〈talk+about+話題〉の形(自動詞)でよく使われるが,ここでは〈talk+目的語(人)+into+名詞・動名詞〉で「~を説得して…させる」という意味〔他動詞〕。themはyour parents(ペグの両親)を受けたもの。

(補足)〈talk+目的語(人)+out of+名詞・動名詞〉とすると「~を説得して…するのをやめさせる」。


問3(25番,26番)[get caught in A]①④(②③⑤⑥)

カズキ「ペニー,今夜は仕事で遅くなるんだ。午後10時まで帰れないかもしれないよ。」

 [語句]until「…まで(ずっと)」

ペニー「今夜は雨が降るわよ。傘も持たずに雨に降られないようにね。」

 [語句]umbrella「傘」

【選択肢】

 ① caught    ② get    ③ in    ④ rain    ⑤ the    ⑥ without

〈get [be] caught in A(好ましくない出来事)〉(Aにあう)を知っていれば苦労はしない。知らないとしても,Don'tで始まる禁止の命令文とさえ気づければ,先頭には動詞の原形(getかrain),冠詞theの後ろは名詞が来るはずなのでrainは名詞(動詞はgetで,theとrainはセット),過去分詞caughtはこの語群の中だとgetの後ろにしか来れない,と考えていけば正解は導き出せるはず。

(補足)be caught in a shower(にわか雨にあう),be caught in a storm(嵐にあう)。どちらも受動態。


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 今年の第2問Cは,去年の5択から6択に変更されていました。A同様,一瞬戸惑った受験生もいるでしょうが,文型がきちんと理解できていれば,5択でも6択でも大差はないはずです。いずれの設問も基本的なものばかりなので,しっかり全問正解したいところです。


 第2問Cは文型がきちんと理解できているかどうかが決め手になります。しかし,実際のところ,語句整序が苦手だという受験生は少なくありません。苦手だから対策を怠るのではなく,苦手だからこそ十分な対策が求められます。

 英語の文は,原則として第1文型から第5文型までの5種類しかありません。しかも,そのすべてが〈S+V〉で始まります。つまり,“何が主語で何が動詞か”が見抜けることさえできれば,整序問題はほぼクリアできるわけです。整序の攻略は〈S+V〉が最初のポイントだと肝に銘じておきましょう。中でも動詞に注目して考え始めると,芋づる式に正解が見えてきます。

 動詞を考える際には,その形に注意が必要です。動詞には原形・現在形・過去形・現在分詞・過去分詞の5つの形があります。いずれもどういった場合に用いるのかが理解できていれば,語句全体の整序の推測が楽になります。同様に,名詞にも単数形・複数形の2つの形があります。冠詞・所有格・数詞などの有無も確認が必要です。


 問1(21番,22番)で文法的な解法を見てみましょう。

 文の主語(the doctor)までは分かっているので,その直後には動詞が来るはずです。この時点で,選択肢はadvisedかexercise(名詞の可能性も捨てきれない)かgetの3択です。すでに受けた健康診断についての話題ですので,動詞は過去形だと気づきます。したがって,最初の空欄にはadvisedが来ます。

 残るexercise(依然,名刺の可能性も捨てきれない)とgetは原形なので,助動詞やtoの直後に来るはずです(あるいは原形不定詞を使う文や命令文などでも使うが,ここではあてはまりません)。となると,残った動詞のうち,exerciseを動詞としてみるとgetに無理が生じてしまう(他に動詞が来る場所がない)ので,getがtoとセットで不定詞となり,exerciseは名詞だろうという結論にたどり着きます。

 また,adviseは〈want+目的語(人)+to不定詞〉や〈ask+目的語(人)+to不定詞〉と同様の形をとる動詞です。つまり,advisedの直後には人を表す語が,さらにその直後にはto不定詞が来ると予想がつきます。これで,advised me to getのつながりが見えてきます。

 残るexercise(名詞)とregular(形容詞)は,品詞的に〈形容詞+名詞〉の語順でしかありえないので,regular exerciseとなります。また,これを目的語として取れる動詞がそもそもgetしかないので,get regular exerciseの語順に完成します。

 したがって,advised me to get regular exerciseが正しい語順であると導き出せるわけです。特に慣れないうちは,番号だけを並べて考えるのではなく,きちんと語句を並びかえて解くようにしましょう。


 難しく考えるとこうなりますが,文型をきちんと理解して多くの類題で慣れていけば,正解はたった6ピースのパズルを完成させるがごとく,簡単に解くことができます。いきなり日本語の文が載っていない整序問題を解くのが難しいようなら,まずは日本語が書かれているハードルの低い問題から慣れていってもいいと思います。この問題は完答で4点。片方が正解でももう片方が不正解だと0点とカウントされます(一部の私大では2点ずつ別々に加点されるところもあります)。完答問題はリスキーですが,配点的には序盤の中では高得点ですので,取りこぼしのないように落ち着いて解いていきましょう。


 ところで,この整序問題のポイントは,そっくりそのまま英作文にも適用されます。大学によっては,理系の学部でも英作文問題は出されます。読むときも書くときも,普段から常に文型を意識しておきましょう。

 センター試験の整序問題は,日本語訳こそ分かりませんが,単語が分かっている分,英作文の問題と比べれば易しいもんです。文系・理系問わず,しっかり身に付けていきましょう。