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とにかく食欲が戻りません・・・

私のことを知っている友人たちが聞くと

 

 

えー、めっちゃ食べてたあのChibisacciが?!

 

なんや、そのあのってニヤ

まぁ、確かに学生んときはめっちゃ食べてました。

私の身長、150cmしかなくて

それでいて筋肉質なんですよね。

なので、見た目はいわゆるやせ型に入ります。

 

 

そんな小動物がむしゃむしゃと食べるんです。

そのイメージでいる友人たちからすると

やっぱりびっくりすることであって

病人なんやなって思わされることの1つでもあったり。

 

 

薬で味覚異常も起こっていて

食べられる味とダメな味もあったり。

とにかく軽食ですら食べられなくなってました。

 

 

そんな時に欲したもの、それは

 

母が作ってくれるおにぎり。

 

これって本能なんでしょうか?

大学受験の時、風邪をひいた時

体調が悪いときの通院時のお昼ご飯

そして今回の極限まできた時

食べたいなって思ったのは

やはり母の味。



現在の体重は入院前からマイナス約10㎏。

このままでは体力がどんどん減っていき

今でさえ動くのが本当にしんどい。

治療へ向けての気力も減ってしまうと思い

甘えるのが苦手な私ですが

思い切って母に伝えました。

 

 

食欲が戻らなくて病院食が受け付けないの。

やっぱりお母さんの作ってくれたおにぎりが食べたい。

申し訳ないんやけど、作ってもらってもいいかな?

 

 

母からはすぐに返事がきて

 

そんなもん、いくらでも作ってあげる!

それで少しでもChibisacciが元気になるなら

お安い御用やで!

具材はChibisacciの好きなもんでやるしなー。

ご飯は当日の昼に炊いてすぐに作って

病院まで持っていったげるし

それを冷凍して部屋でレンチンしたらええわぁ。

 

 

母だって決して暇なわけではないことはわかってますが

私のためにすぐに動いてくれたのが嬉しくて。

しかもウイルスのことを考えて

わざわざ当日に炊いたお米で作ってくれるという

細かな配慮をしてくれた母。

本当にありがたいえーん

 

 

届いたおにぎりは手のひらにはまるぐらい

小さなおにぎりが10個。

お腹に合わせて調整ができやすいだろうという配慮。

そして具材はすべて私の大好きなもの。

母ってすごいですね、ここまでわかるなんて。

どんな具材が好きか、伝えたことはなかったし

小さい方がいいとも言ってませんでした。

食べたら本当においしくて

味覚異常でも普通に食べることができました。

 

 

病気になってから特に母の愛情を感じます。

離れてる期間が人生の半分以上となるのに

ここまでわかってもらえてるのも嬉しくて。

 

 

お母さん、いつもありがとう!!