4月3日に台湾時間7:58(日本時間8:58)に
花蓮の南南東25kmを震源とする地震が発生。
花蓮地区は最大震度6、宜蘭・苗栗は震度5強
台北・新北・桃園・新竹・台中・南投・彰化は震度5弱
台東・高雄・台南・基隆などで震度4。
台湾全土が大きく揺れました。
朝の出勤時間もあって大混乱です。
台北はMRTが1時間ほど運行停止。
日本ほど急いだりしないので
朝ごはん食べてから行くか―
みたいな人もいたようですけどね。
新北市にある環状線ではレールが外れたりしてます。
同じような高架を使ったMRTが2つあり
文湖線と環状線があるんですが
文湖線はコンクリートが多く使われているため
今期の地震は耐えられたようですね。
ところがレールが外れた環状線は
鉄鋼が多く使われていたので
大きな揺れの影響を受けてしまったようです。
修復には3段階になっており
①板橋駅~新北産業園区駅間が単線で双方向運行
②大坪林~中和駅が4/8までに復旧
③板橋駅~中和駅は専門家の要確認
完全に復旧するまで、この区間は無料のバスが出ます。
花蓮では報道でも出ているように
大きな崩壊土砂・落石・ビル倒壊など
とても大きな災害が発生しており
4/5の段階で行方不明者は10名になっています。
花蓮は山間部に住んでる人も多く
孤立者が600名を超えています。
ネットでは動画が回っていて
こんなの避けれないってレベルです・・・
花蓮から宜蘭へ続く海岸沿いの道路である蘇花線は
全線通行止めになっており
復旧の目処はまだたっていません。
現地交通局が必死に落石や瓦礫を取り除いてますが
続く余震でさらに上から落石があったりと
かなり苦労をしています。
ここは唯一の生活道路で多くの車が使用。
全く行き来ができなくなりました。
日本統治時代に造られた橋は被災を免れ
その後に造られた橋が崩落した場所も。
しばらくは余震が続くと思うので
台湾にいるメンバーや友人たちが心配です。