私の輸血がもうすぐ終わるという時に

年配の女性が点滴室に入ってきました。

 


なぜか看護師さん3人で対応をしていて

 

今回採血して数値にちょっと異常があったんで

今日は輸血をしてもらうように

ドクターから説明があったと思います。

今から準備するんですけど

さっきはどちらの腕で採血しましたか?

 

 

どうやら女性は初めての経験らしく

ちょっと怖がっている感じ。

 

 

採血はどっちやったやろ?

 

どれぐらい時間がかかるんですか?

輸血に使う針って大きいんですか?

痛みってどれぐらいですか?

 

 

と質問攻め。

 

看護師さんも患者の性格を把握しているようで

 

 

輸血の時間はだいたい2時間ぐらいかなぁ。

採血の針と輸血の針は違うんですよ。

血球をつぶさないために

すこし太めの針を刺すことになるので

採血よりはちょ~っと痛いかなぁ。

でも大丈夫、痛くないように針をさしますから!

痛点を外したら痛みは少ないので。

 

 

痛くないようにってホンマかいっ!

針さすのに痛くないはありえへんやろー。

 

 

それを聞いた患者さんは

 

えー、針が太いの?!

痛いんと違うの?!

大丈夫なん??

絶対に痛点、はずしてやっ!!

 

 

とかなり不安げ。

痛点を外すって難しいねんでー。

簡単には約束できひんよなー、看護師さんたち。

 

輸血が終わって帰ろうとした私のタイミングで

患者さんに針をさすタイミングだったので

大丈夫なんかなぁって思ってたら

 

 

じゃあ、針さしますよー。

1,2,3 はいっ

 

 

ぷすっ

 

 

あーーー

くーーーー

あーーー

 

 

と後ろから叫び声が。

ちょうどドアを開ける瞬間に叫ばれたので

ドアそばにいた別の男性患者さんが

叫び声をきいてびっくりしてました。

 

 

私、毎週なんやけどなあ笑い泣き