台湾・新北市にある観光名所


 

MRT蘆洲線「蘆洲站」の付近は

少し雑多な感じのする道が多いです。

入り組んでいたりするので

車やバイクには注意してくださいね。

 

 

歩いて10分のところに蘆洲李宅があります。

 

 

この看板が目印。

くぐった奥に門が見えてきます。

 

 

 

中へ入ると広い庭と建物が見えてきます。

 

 

 

風水に合わせて家の前には池があります。

 

 

 

 

中国福建省出身の李氏が

この一帯に移ってきたのは1800年代のこと。

商売もうまくいったうえ

科挙でも成功をおさめたので

蘆洲一帯でも有名な一族として名を馳せました。

 

 

建物自体は日本統治時代の1903年にできています。

福建の伝統的な建て方をしており

家族ごとの住まいである部屋が中庭を介して
三座四合院という型式になっています。

1985年には三級史跡に認定され

2006年に李友邦将軍記念館として開放され

2018年に国定史跡に認定されています。

 

 

 

李友邦将軍は1906年にここで生まれた

抗日運動を行った人物です。

学生時代に日本の警察派出所を襲撃し

日本の警察から逃れるため

18歳で中国広州へ渡り国民党へ入党し

黄埔軍校へ入校しています。

そして台湾独立革命党を立ち上げ

中国共産党とも行き来ができます。

 

終戦後には台湾へ戻って活動をしますが

二二八事件で逮捕されてしまいます。

夫人の働きかけによって一度釈放されますが

中国国民党によって白色テロのもと

処刑されてしまう運命をたどります。

 

  

 

白色テロについてはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

中に入っていくとシンプルな煉瓦と石で作られており

各部屋には当時使われていた家具が置かれています。

 

 

 

 

 

 

中には先ほど紹介した李友邦についての展示もあります。

 

 

 

 

 

ここもウェディングフォト(婚紗)のスポットで

たまに写真を撮っている人を見かけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

風船 新北市蘆洲區中正路243巷19號

No. 19, Lane 243, Zhongzheng Rd, Luzhou District, New Taipei City, Taiwa