イギリス統治時代が感じられる場所

 

 

 

一緒にいった友人は冒険はあまりしないタイプ。

現地のタクシーに乗るのも

ホテルから出ているタクシーしか乗りません。

なので目的地に着いた後に移動する場合

徒歩のことが多いわけです。

 

 

散歩が好きなので私は全くOK。

道はそこそこ広さもあるんですが

ボコボコしているところもあったり。

そして高架道路にも歩行者通路があるため

それを利用しながら歩いていました。

 

 

見えてきたのがクアラルンプール駅。

 

 

 

 

 

横にあった階段をおりていくと

はっきり見ることができました。

 

 

なんだかアジアっぽくない。

それに歴史を感じるこのデザイン。

調べたら1910年に建てられた駅なんです。

 

 

1885年にイギリスの統治下において

マレーシアにはすでに鉄道が敷かれていました。

1886年にこのクアラルンプールにも鉄道が敷かれ

その駅としてムルデカ広場に造られます。

1910年に現在の場所に建設されたわけです。

 

 

デザインはイギリス人建築家によって設計され

様々な建築様式がおりこまれており

インドイスラム建築の要素が強く出ています。

 

 

2001年に新中央駅が建てられてからは

鉄道機能はそちらに移っており

今は閑散とした場所になっていますが

駅構内には鉄道博物館があったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その向かい側にあるのがマレー鉄道公社の本社。

 

 

 

 

 

 

最初見たときは警察署か何かかと思いました。

写真には写っていないんですが

国旗がところどころに掲揚されています。

 

 

こちらもイギリス人建築家によって設計されており

イギリス統治時代に建設されています。

ムーア様式・ギリシャ建築・ゴシック建築

それぞれが混ざり合った形です。

 

 

駅の白と鉄道公社の茶色が対照的。

重厚感のある建物に感動します。

 

 

 

 

今月人気記事