長円寺の前にある淀水路には
3月になると河津桜が咲きます。
地元では有名な桜のスポットですが
そんな中に鳥羽伏見の戦いの史跡があることは
あまり知られていません。
薩長を中心とする新政府軍が
錦の御旗を掲げたことで
旧幕府軍は混乱します。
会津藩や新撰組などの旧幕府軍は
淀城に入って抗戦することを決定。
ところが淀藩が旧幕府軍の入城を拒んだため
さらに南の八幡市の男山や橋本まで
撤退することに。
鳥羽伏見と淀で
新政府軍に敗れた旧幕府軍の負傷者は
ここ長円寺に運ばれ治療を受けました。
山門には2つの石碑が建っています。
鳥羽伏見の戦い幕府軍野戦病院の地
戊辰之役東軍戦死者之碑
中は自由に見学することができます。
京都市伏見区淀新町681