盗難騒ぎがあった夜。
部屋の空気感は相変わらずギスギス。
もう就寝時間のため寝ることにしました。
ところが
腰のおばちゃん、猜疑心が強くなってしまい、
あんた、何すんのっ
盗らないでよ、触らないでよ
もういやっ
と寝言なのか、本気で言ってるのか
突然騒ぎ出したんです。
クールな介護のプロは腰のおばちゃんのとこへ行き、
私は何もしてないし、
今あなたは寝ていただけ。
こんな夜中に何をしようとしてるの
誰もあなたの物は盗らないから、寝てたらいい。
そこからずーっと話し合いとなり、
なぜか介護の契約の話に。
何かの条項を追加するとかしないとか。
聞いていて悲しくなってきました。
話も支離滅裂になってきているし。
しばらくすると大人しくなったので、
寝たのかなって思ってました。
すると、
突然麻酔で寝ているおばちゃんのベッドが明るくなり、
クールな介護のプロが何やらゴソゴソやってる様子。
ぺちーんっ
ぺちーんっ
え、何この音・・・
明らかにしばいている音よね、これ。
しかも4回ぐらいどこかを叩いてる感じ。
腰のおばちゃんも音で起きたようで、
ひゃっと声を出してました。
ま・・・まさか
クールな介護のプロも我慢の限界で
麻酔で寝てる人に八つ当たりか
たまたま看護師が見回りで
私たちの部屋に入ってきました。
すかさず声を出したのは腰のおばちゃん。
看護師さん、この人、
私から言われたことを根に持って
患者さんのことを叩いてるのよっ
これって虐待じゃないのっ
クールな介護のプロはため息をついただけ。
声が小さかったので
詳しくはわからなかったんですが、
どうやら何かのチェックのために
腕か足かを叩いていただけだったらしい。
このチェックは普通に行われることなので、
介護のプロは忠実に
仕事をしていただけなんだ、とのこと。
音、けっこう響いてたんで
知らなかったら誤解してましたね。
でも、本当に怖かった・・・・
