本日のTシャツは、週末に走ってきた「エージェントオレンジ5K」5kmランの参加記念Tシャツ。
ユニセックスのドライTシャツ。ユニセックスで、1番小さいSサイズでも私にはブカブカ。サイズが合わないので着心地が悪くく、着ないであろうなあというのが、残念。
エージェントオレンジと言うのは、枯葉剤。ベトナム戦争時に使われた化学物質で、アメリカ兵やベトナムの子供たちに重篤な被害を及ぼしたケミカル。
ベトナムから帰国後、エージェントオレンジに体を蝕まれ苦しんだ兵士らが政府からちゃんと認識されていないという状況を、政府や人々に認知させていこうという趣旨の一環で開催されたこの5kmランは、チェリーヒル・ビレッジ・フェスティバルのオープニングイベントで、今年初めて開催されたもの。
スタートは公園で、ラインも何もなく「スタート」と書かれた旗だけが置かれている。
ここからスタートし、チェリーヒルのきれいな住宅地をぐるっと周る。
体調も良く、気持ちよく走れた。
レースと言うのではなく、男女総合1位の2枚にはギフトカードが贈られるが、年代別などはなく、記録も総合順位を性別順位が記録されるのみ。
その代わりというのではないが、参加ランナーには抽選券が配られ、抽選会で3名がギフトバスケットの当選者となる。
ゴールでは、ゴールした全員に完走メダルが用意されている。
ゴール地点は、フェスティバルの主催でもあるビレッジ・アート・ファクトリーというアートセンター。
センター内に水やバナナやアイスキャンディーが用意されていて、建物内を見ることができた。
陶芸スタジオや絵画スタジオなどなど。
なぜアートセンターが主催の、街のフェスティバルでのランが、エージェントオレンジなのだろうと、唐突さが不思議だったのだが、このアートセンターはもともとはフォード社のヘンリーフォードが、ベトナム帰還兵のために公園や家を作った場所だったという歴史を知り、納得。
ベトナム戦争の後遺症、街のアートセンター、などなど、ラン大会がなければ触れることのなかったであろう場所を訪れ、歴史や今を知ることができ、参加して良かったと思う。