本日のTシャツは、プリントのデザインを紹介する「本日のTシャツ」ではなく、番外編?
ポスターを飾るためのフレームを買いにクラフトショップへ出かけたら、店内のいろいろなセクションでセールが出ていた。
何気に、自分でプリントしたりするために売られている無地Tシャツの棚を見ると、クラシックなごく普通のTシャツが、定価4ドル99セントが2ドル99セントでセールになっていた。
Tシャツは山のように持っているけれど、基本が記念シャツコレクションなので、無地Tシャツというものはほとんど持っていない。
同じくキャップも何かしらロゴデザインが入っているものばかりで、シャツのプリントと帽子のロゴが主張しあって合わないなあと思っていたので、持っていてもいいんじゃない?無地Tシャツ、と色のピックアップ品定めを始めた。
まずは、ボタンアップのシャツの下に下着感覚で着られる基本の白、黒、グレー。
重ね着用にピッタリフィットの薄手のものが欲しい所だけれど、普通のTシャツでもまあ良いでしょう。重ね着の上の服を脱いでもソロで支障のないシャツだし。
後は単独で無地シャツとして着るための色物。
スタンダードな、綿100%の赤、青、緑、黄などは、普通過ぎてつい避けて、綿ポリ混紡のソフトな素材の霜降りっぽいブルーグレー、オリーブグリーン、紫、エメラルド、水色を、どれも捨てられずに選択。
系統が異なるオレンジ色は、いらないかもと迷ったが、まあ2ドル99セントだし、なにかでオレンジ色を着たいこともあるかもしれないとついでに購入。
メーカーのGILDANというのは、記念Tシャツなどのプリント用としてプロモ会社が使うメーカーの一つで、質的にも悪くはない。
デザインされたプリントの一つ一つが愛しい記念Tシャツのコレクションの中から「今日はどれを着ようかな」と迷うのは楽しみの一つではあるけれど、たまにはジーンズに無地Tシャツで、シンプルにコーディネートを楽しんだりしようかな。
大会ロゴなどがプリントが何かしらの主張、メッセージを持つのとは違い、気分を色だけで主張してみる、そんな日があっても良いでしょう。
色違いで買い込んだ無地Tシャツ。
なんの変哲もない、ベーシックなただのTシャツだが、並べて色を眺めているだけでも、なんだかウキウキしてくる。
「幸せは白いTシャツ」なんていう小説があったなあ。片岡義男、昔、夏休みに何冊か読んで気分にひたったなあ~。
幸せは白いTシャツ。しあわせはカラフルに揃えた無地Tシャツ、な今日。