昨日書いたランニング大会、走る間はマスクもできないので、コロナ感染のリスクを感じる。
イベントが中止にまでは至らないが、感染数や入院数が急激に増加を見せ、リスクレベルが最大のステージ5に戻ってしまったオースティン。
ワクチン3回接種は済んでいるものの、怖い。やれやれ。。。
本日のTシャツは、2020年CAP10KのTシャツ。
この2020年のCAP10K、オースティンのダウンタウンを走る10kmn大会は、私にとって初めて「エントリーしていたのにコロナ中止となった大会」。
20年3月にコロナでオースティンもステイホーム宣言が出て、4月に予定されていたこの大会も中止となった。
残念だが、中止をせざるを得なかった主催者の対応には「ありがとう」と言いたい。
この大会、前年の19年も、当日の大雨でドタキャン中止を強いられた。悪天候で当日中止ではあるが、主催者はすべてのエントリーランナーにエントリーを翌年持越し可能処置を取った。
そして翌年である20年がコロナ中止。そしてまた主催者は20年にエントリーしていた全てのランナーに翌年21年へのエントリー持越しOKとした。
2年続けて開催できず、それでもランナーには救済措置をしてくれる。
更に、すでに注文して出来上がっていた参加Tシャツと完走メダルは、コロナが落ち着いて安全になったら配布するとまで。主催者にとってはコストが出ていくだけに終わるではないか。
ランナーにはできるだけの対策をするという態度が嬉しい。ランニングに対する愛を感じるこういう大会は毎年参加したくなるというものだ。
そして「コロナの安全が確認され次第」とされた参加グッズの引き渡しは、コロナが収まる様子を見せないまま、5か月後の20年9月、ドライブスルー・ピックアップという形で実施された。
冠スポンサーであるローカル新聞社「オースティン・ステイツマン」の本社の駐車場でのピックアップ。開催時間内にそこへ向かい、マスクを着用し車に載ったまま窓を開け氏名の確認をすると、係員の方が袋詰されたグッズバッグを窓から差し入れてくれて終了。
参加記念(になるはずだった)Tシャツ、ゴール後にいただけるはずだった完走メダル、ゼッケン、スポンサーからのハンドサニタイザーが袋に詰められていた。
エントリーは翌年21年の持越しだが、希望者はバーチャルで10km走ってタイムをインプットするという事も用意された。
走りたい人は各自10km走って記録をアップしてね、というだけのものではあったが、私は近所を走り記録を入れ、それが私の人生初の「バーチャル・ランニング参加」となった。
一応10km走ったし、手にする意味はあるのかもしれないけれど、やっぱりなんだか重みを感じることができない完走メダル。
メダル自身はずっしりとしてナイスなメダルなんですけどね。
2020年4月、こうして初のコロナキャンセルを体験した際には、それがその後どのくらい続くのかなど予想もつかなかった。
このシャツはある意味思い出になるシャツと言えるが、コロナ渦に出かけるところもなく近所を走り周るしかなかった私は、体重がグングン減り、服のサイズもドンドン小さくなっていった。
コロナ前の、まだランニングを再開してももない時点ですでにエントリーしたこの大会、シャツのサイズはその時のサイズをで申請しており、実際に手にした20年9月の時点で既にダブダブの大きすぎて着られない事に。
嬉しいやら、残念やら。