
本日のpatchは、ボーイスカウトのスカラシップ・メリットバッジ。
(先月、スカラシップMBと記載したメリットバッジは、読書MBを間違えてスカラシップと書いたので訂正しておきました)
希望大学に願書を出す時期を迎えている息子。
一向にその準備を進めていないように見えるので、こちらの方が焦る。
これは何か手助けをしないと手遅れになりかねないと、腰を上げた。
上げてみて、気がついた。
インターネット時代の大学受験、願書提出の手続きもほぼ全てインターネット。
必要書類、締め切り、プロセスなどなどの説明もすべて各校のホームページを見ることになる。
そのホームページの仕様が、当たり前ではあるが、各校で異なり、わかりやすくまとめられた大学もあれば、リンクがはりめぐされていて探していた情報にたどり着けずに元のページにもどったりと複雑な構造になっている大学もある。
もしかしたら、その複雑さを複雑と思えず使いこなせる生徒が応募してくださいというテストなのではないかと思えたりする。
息子、親の贔屓目も含めて言うと、理数系の才能があると思える。
勉強が出来て成績が良いというのではなく、例えば数学などは、教わらなくとも独自の方法で問題を解いて正解を出せたりする。
将来はエンジニア系、IT系といった、夫と同じ道に進むと、本人も考えていた。
それが幸か不幸か、地元の学校の音楽教育がすばらしく、中学入学時に合唱かオーケストラか吹奏楽を必ず選択しなければならなく吹奏楽の授業を選んだ息子に、ジワジワと転機が訪れる。
元々は音楽単位を取るためのバンド授業だったのが、学校が招待を受けシカゴ遠征の機会に恵まれたり、何かとコンテストがあったり・・・でだんだんとサックスにのめりこんでいった息子。
高校2年目でオールステイトに選ばれたのも背中を押してしまい、進路が音楽専攻に変わっていった。
というわけで、息子が決めた希望進学先は全て「**大学音楽校」での音楽専攻。
これがまた願書提出のプロセスをややこしくしている。
「**大学音楽校」志望の生徒は、まず「**大学」に願書を出し、更に「音楽校」に願書を出すことになる。(大学によっては別採用で音楽校のみでの選考で済むところもある)
まずは本体の大学に受かり、更に音楽校に受からねばならない。
その上、サックスでの受験になる息子は、音楽校願書提出の際に1次試験として演奏のレコーディング審査がある。その1次を通過しないと、大学に出向いての面接及びライブ・オーディションに進めない。
(トランペット、トローンボーンなど、他の楽器だと、1次審査でのレコーディングを送る必要がなく、ライブオーディションのみがほとんどなのに・・・)
更に、最終面接とライブオーディションに進めても、息子の専攻でサックスタジオに晴れて合格となるのは各校3名程度。
まずは1次を通過するために、願書提出の中身も神経をつかう。
ああ、これはプレッシャー。
息子が準備を進めていない様子なのは、準備が肩に重くのしかかって立ち止まっているのかもしれない。
私なりに、息子の志望校の願書提出方法をまとめたあと、息子に声をかけてみた。
「で、何をすれば良い?」
やっぱりどうやら「どこから手をつけるべきか」で混乱していたらしい。
2人で大まかなタイムラインを整理。
やっと、「受験生」らしくなってきた感じ?
というのが出遅れている。
もう少し焦れよ~、息子。
ああ、どうなることやら・・・・