
本日のpatchは、コロンビア大学のpatch。
息子の学校の新学年度が始まった。
高校最後の年の始まり。
「First Day of School」の日を見送るのは、これが最後。
来年は、多分、寮の部屋のセットアップくらいは見届けに行くかと思うが、登校初日を見送ることはないだろう。
親としては感慨深い、キンダーから13年、こうして13回学年度初日を見送ってきたのが、終わる。
毎年記念に写真を撮ってきたわけでもないが、今年は撮っておきたくて、出かける息子に言ってみたけれど、拒否。

というわけで、SNS上で次々に他の親たちからの「First Day of School!」という子供たちの笑顔の写真がずらりと並び見せ付けられる中、ウチのは背中の写真とふてくされた顔の写真のみ。
「だってそんな特別な日じゃないじゃん。普通の登校日の中の1日だよ。」
まあ、もう3週間前からバンドキャンプでずっと登校していた息子にはそんなものなのかもしれない。
それでもやっぱり12年生の初日。
下校してくる前に、息子のデスクの上に12年生初日祝いでお菓子の詰め合わせを置いておいた。

コーヒーと、写真では隠れて見えないけれどカフェイン入りのチョコレートも入っているあたりが「さあ、睡眠時間も取れない学校生活が始まるよ~」と示唆しているかのようになってしまった。
帰ってきてデスクを目にした息子。
「あっ!」と声に出したのが聞こえた。
「そうか、今日は何でもない普通の登校日の1日なんだっけ。じゃ、それ撤収するわ。」と告げると、小さく「いや、ありがとう」とつぶやいた。
というわけで、お菓子詰め合わせで釣ったかのような形で、その場でようやく笑顔の写真撮影。

でも「First Day of School」の写真って、やっぱり初日の登校時の写真なんだよなあ。
ま、登校時の背中の写真も「嫌だよと行った」という思い出話にはなるか。