
本日のpatchは「本日のピンズ」に戻って、ルイ・アームストロングの顔が微笑むジャズ賞ピン。
学年度末行事の一つ、今日は学校バンドの年度末パーティー。
ゴルフ場のカントリークラブを会場に、男子はスーツ、女子はドレス着用で行われるもので、メインは4年間活動してきた12年生たちを祝福し送り出すセレモニー。
生徒と父母も参加可能ではあるけれど、メイン目的が卒業生の送り出しなので「父母は12年生の年だけ行けば良い感じ」らしいので、今年も息子だけを送り出す。
息子を含めジャズ生徒の何人かは、パーティー開始前のBGM演奏担当なので、早めに集合。
迎えだけ担当の私は、息子が出かけてから「はて、パーティーって一体何時から何時まで?」とメールをチェック。
見つけたメールには「7~10時」となっている。
息子、5時半に出て行ったけど、随分早くに行ったのね、BGM演奏のリハがあるんだろうな。じゃあ10時に迎えに行けば良いのね、と思っていたら、9時に「9時だよ、終わったよ」と迎えの催促が入った。
だって、10時じゃ?
どうやら私が見たメールの情報は間違いだったらしく、6~9時だったようだ。
あわてて迎えに走ると、会場にはまだ結構人が残っており、記念写真を撮ったり談笑したりしている。

やっと見つけた息子が開口一番「ジャズ賞もらった」と報告。

年度末のこのパーティー、各学年ごとに「ベスト男子生徒」「ベスト女子生徒」1名づつが発表され、そして最優秀12年生1名に「ジョンフィリップソウサ賞」12年生数名に奨学金、最優秀ジャズ生徒1名に「ルイ・アームストロング・ジャズ賞」が贈られるらしい。
そういう賞に選ばれることはないであろうと全く気にもかけずに出かけて行った息子、思いがけずジャズ賞をいただいて驚いた様子。
普段はこういう事があっても、後になって「そういえば・・・」と報告するのに、今日は嬉しさを隠せなかった。
賞状と共に頂いたのが、ルイ・アームストロングが微笑むピンと、ルイ・アームストロングが微笑むトロフィー。

そのトロフィー、箱に梱包されたまま手渡され、「先生から、これ送り返して刻印してもらわなきゃならないとかなんとか言いながら渡された」と言うように、本来名前が刻まれる手前のプレートが素のまま。
注文して届いて刻印する時間もなかったのだろう。
まあ、そんな事は良い。
高校生対象のこのジャズ賞、何だか過去にはパット・メセニーなども受賞している、栄誉の賞らしい。
いつもは「モノ」にあまりこだわらない息子が珍しく、早速ピンをスーツのジャケットに着けている。

胸に輝く、ルイ・アームストロングの笑顔。
それに恥じないよう、精進していって欲しいものだ。
でも正直、私も驚いた。
マジ、良いのか?息子がいただいて・・・