09-10中学ディストリクト・バンドpatch | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

patch674

本日のpatchは、2009-2010年度の中学生ディストリクト・バンドのpatch。
オーディションで地区(ディストリクト)選抜バンドメンバーに選ばれた生徒に授与されたもの。


昨日、運転中にクラシック音楽の専門ラジオ局を聴いていたら、サックスカルテットのコンサートの告知が流れた。
オースティン・シンフォニック・バンドが、テキサス州立大学のサックス教授を中心に組まれた、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンのサックスカルテットがゲストとして「SAXYナイト」というコンサートを行うという。

息子が興味ありそうなので、早速チケットを2人分購入した。
・・・といいたいところだが、ネット購入のサイトが、最後まで進めない。
進めないのでチケットが買えない。
バンドの事務局にその旨を伝え、当日券販売があるか確認した。
その後、「貴方のチケットはちゃんと販売完了となっていますので、窓口で受け取ってください」と連絡が入った。
う~ん。ネット画面でも「完了しました」という画面をみていないし、メールも届いていないし、まさか購入出来ているとは思いもしなかった。
とにかく、事務局にとても丁寧に対応していただき、いざコンサートへ。

座席を確保し、プログラムに目を通す。
そこで気がついた。
この「オースティン・シンフォニック・バンド」は、音楽家ではあるが演奏家が主業務ではない方たちが活動メンバーのようなバンド。
指揮者は、テキサスの音楽教育の団体いくつものの活動にかかわっていらっしゃる方。
そして、息子が中学校でお世話になったバンドの先生がクラリネットを、同じ学区でお隣の中学のバンドの先生がフルートを担当されている。

いつもはステージ上の生徒たちを見守る姿を目撃している先生たちが、今日はステージで演奏されている訳だ。

asb

コンサートは、バンドの演奏演目に、途中で2曲、サックスカルテットが登場しコラボレーション。

オーケストラ(管弦楽団)には通常サクソフォンは含まれないが、今日はバンド(吹奏楽団)

バンド自体にもサックスは含まれてはいるが、普段はどちらかというと、クラリネット等に比べて目立たない存在と言ってもいいかもしれない。
それより何といっても、オーケストラ編成に含まれない楽器というのが、他の楽器と大きく違ってくる。
クラシック音楽のサックス奏者は、オーケストラの正規メンバーと言う座がほぼない。
ここ数年、そういった境遇を何とかしようと、クラシカルサックス奏者のみで編成されたアンサンブルやカルテットが活動し始めている。
一つのムーブメントと言っても良い。
今日のコンサートもそのようなムーブメントを感じる。

サクソフォンも持つ魅力、可能性をじっくり味わい、コンサート会場をあとにした。

その後、事務局からメッセージが届いた。
「チケットは問題なく受け取られましたでしょうか?コンサートは楽しんでいただけましたか?」
はい、充分堪能させていただきました。

でもそれにしても、もし「ネットで買えないので当日券ありますか?」という問い合わせをしなければ、実はネット購入が完了しているのを知らずに、窓口でチケットを再度購入するところだった。
ふ~む・・・・