
本日のpatchは、コーヒー色の、全米ボウリング協会リーグチャンピオン1969-70年バージョン。
夜、珍しく全く眠気がない。
おかしいなあ、何でだろう、と思ったら、コーヒーだ。
普段、夜に家でコーヒーを飲んでも「眠いときは眠い」で、私には覚醒効果はほぼないので油断した。
夜7時にスタバでミーティングだったので、ラテを注文したのだった。
スタバのコーヒーはカフェイン量が多いと聞く。
多分、そのせいで目が冴えてしまっているのだ。
さて、コーヒーの話。
ベートーベンの朝も、やはり1杯のコーヒーから始まるものだったらしい。
しかも「コーヒー豆60粒」という調合。

(ベートーベンの1日。クリックすると注釈が読める大きさになります)
この「60粒」というこだわりが気になる。
気になるので、豆60の「ベートーベン・コーヒー」を試してみた。
もちろん、ベートーベンと同じ豆、煎り方、抽出法、抽出時間、量(カップの大きさ)とはいかないのは承知の上だが、イメージがつかめればそれで良い。
使ったのは、スタバのダークロースト。

豆60粒を数えると、なんだか少ないなという印象。

これを挽いてフィルターカップに入れてみると、普段私が入れる量より微妙に少ない程度の、ほぼ同量。

ということは、普段私が淹れるのとほぼ同じコーヒーになるはず。
なんだ、飲んでみるまでもないか。
1カップづつ調合された「Kカップ」とも比べてみることにした。
Kカップのコーヒー、私には濃過ぎで、このカップ1個で2杯分抽出したくらいの薄さで私には充分。
でもこれが平均的に好まれる濃さなのかも知れないので、比較。

そのままマシンにセットするので中を見たことのない、スタバのKカップ。
これを開けて、フィルターカップに詰め替えてみると・・・
ベートーベン・コーヒーの量は、Kカップの半分。

ああ、なるほど。
自分でフィルターに入れて淹れるのに比べ、Kカップは倍量なら、Kカップで2半分作って薄くすると自分にはちょうど良いのは納得。
やっぱりスタバのコーヒーはカフェインが倍量の濃さなのかも。
というわけで、豆60粒で淹れてみたコーヒー。

やや薄めの軽さ。
自分的には、朝の一杯にはちょうど良い感じ。
最初に書いたように、淹れ方が違っただろうから「これがベートーベンが飲んでいたコーヒー」とは言えない。
けれども、「ベートーベンが毎朝飲んでいたのはこんなコーヒーだったのかも」と思いながら味わうのは、悪くない。