
本日のpatchは、2003年のワイルドライフ・エキスポのpatch。
ボーイスカウトの活動で、数々の必須課題をこなして行くと、階級ランクが上がる。
その最も上のランクが、イーグル。
このイーグルに達するには、非営利団体を助けるプロジェクトを考え、企画から実行までの全てを行わなくてはいけない。
この「イーグルプロプロジェクト」を完成させることで、企画、見積もり、関係各位との協議、作業のリーダーシップ等をこなせるかが試される。
何ヶ月も前からプランニングを始めていた息子のイーグルプロジェクト。
ようやく実際に作業を行う時がきた。
息子のプロジェクトは、自然保護区域内にある井戸の修復プロジェクト。

古くなった井戸の小屋を建て直し、凍結から守るために断熱材を入れ、温度計と連動するヒーターを設置。
井戸にはフィルターシステムを設置する。

まずは現行の小屋を解体するわけだが、保護地区マネージャーから、井戸付近のサボテンや草木の除去もついでに、と依頼された。

小雨の中、まずはこのサボテン除去作業に着手。
これがそう簡単ではない。

例えば、草花の茎を切ると、切り取られた部分は栄養を吸い取る根を無くして枯れてしまう。
だがサボテンの場合、部分的に切り取られたサボテンが地面に残されると、トゲの部分でしっかりと地面にへばりつき、すぐにそこから根を伸ばして生き延び、繁殖していくのだ。

なので、サボテンの除去は、根を掘り起こして元立ちするのはもちろんだが、

更に、根に到達する前にチョップした部分も地面に残さないよう注意が必要で、切り取った部分はまとめてきちんと処分してしまわないといけない。

トゲがあるので非常に扱いにくい。
もうサボテンは見たくないほど、充分格闘。
天候もすぐれず、サボテン除去に思った以上に時間がかかり、メインである井戸のほうは、古い現行小屋の取り壊しまで。

雨が強くなってきたので、今日の作業はサボテン除去と小屋取り壊しまでで撤退。

明日の天気予報も今日と同じようなのだけれど、作業は明日へと続く。

イーグルへの道は、容易ではない。