
本日のピンズは、狐のボーリング・ピン。
息子の高校、今週は前期の最終週で、明日火曜日から金曜まで期末試験。
試験が終わると冬休みに突入。
通常、試験週間には部活にあたる活動は行われないのだが、今回は例外。
息子を含む、第1バンドは今週シカゴで行われるコンファレンスでの演奏に招待されたので、明日と明後日の試験後、即空港へGOで遠征。
試験前日である今夜も、シカゴでの演奏を披露するコンサート。

ちょっと慌しい。
明後日、登校し期末試験を受けそこから空港へ直行する息子。
その前に、飛行機で運ばない大型楽器等をトラックに詰め込んで、一足先に陸路シカゴへ旅立つ夫。(運搬のボランティアを志願した)
時差攻撃でシカゴに向かう夫と息子と前後して、夫の両親がニューヨークからシカゴ入り。
遠征後、息子、義両親、夫がまた時差攻撃でオースティンへ。
義両親がシカゴから直でクリスマスを過ごしにわが家に来るというのに、ウチはといえば、まだツリーすら飾り終えていない、かなり出遅れた状態。
まあ、そんな準備の事は夫と息子が出かけてからターボチャージするとして、今夜はシカゴと同じ演奏のコンサートを鑑賞。

同じ内容で、1曲ごとに停止してコメントが入るクリニックを先週見ているけれど、どちらかというと、専門家のコメント内容も興味深いクリニックで見るほうが、私には面白かったかな。
今回の演奏プログラムで私が一番興味のあるのが、ジョン・マッケイ作曲の「ソウル・ハズ・メニー・モーションズ」。
この曲は、テキサスの音楽教育活動の様々な団体等(今回遠征するシカゴのコンファレンスもその一つ)で長年尽力されて今年リタイアされたリチャード・フロイド氏を讃えて、ジョン・マッケイが捧げた曲。
リチャード・フロイド氏がかかわってこられた活動にはお世話になるバンド生徒たちだが、それだけでなく、リチャード氏の奥様はウチの学区の中学のバンド先生であり、長男は一昨年ウチの高校を卒業されたバンドの先輩でもある。
リチャード氏を讃えた曲を息子たちが演奏する。
意義のある選曲だ。
この作曲家のジョン・マッケイ。
人気の作曲家で、楽譜がやたら高価。
他の作曲家の楽譜が高いとつぶやく人が言う。「なんでこれこんなに高いんだ?ジョン・マッケイでもないのに」
ジョン・マッケイの曲は高い。
でもそれだけの価値があると認められているのだ。
そのジョン・マッケイ氏。
ブログでオースティンの自宅写真を公開されていた。
「テキサスのオースティン」のイメージとはかけ離れた、モダンなコンテンポラリーなインテリア内装。
そんなゴージャスな家から引っ越され、新しく買ったというマサチューセッツの家の写真も紹介されていた。
どちらもセンスの良い、素敵な家。
やっぱり高価な楽譜でも欲しくなる人気作曲家。
インカムもそれなりなのだろうし、ライフスタイルやポリシーもカッコ良さげ。
才能はそれに見合った評価を得てしかるべき。
私も気になる作曲家、ジョン・マッケイ。
(今回演奏するのは、第3楽章のみ)