サックス部隊 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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本日のTシャツは、息子の学校バンドのアルト・サックスのTシャツ。
アルトサックスのメンバーの名前が(ちょっと変な)あだなと共にがバックプリントされている。
その下にプリントされているのは、昨年すでに卒業した先輩の写真。
なぜ彼の写真がプリントされているのかは、更に、アルトサックスのメンバーはこれで全部なのに、なぜ「B」チームなのか、私には謎。


オーケストラの編成にはサックスが含まれないのがスタンダード。
今年がサックスの親アドルフ・サックス生誕200年なサックスの歴史。
クラシックの音楽はサックスなど存在しない時に書かれたものがほとんどで、後にサックスも含めて作曲されたものか、サックスを含むアレンジに書き直されたものでないと、サックスの必要はないのだ。

そんなわけで、学校のバンド授業をとっていても、他の楽器の皆はバンドとオーケストラで地区選抜のチャンスが年に2度あるのに、サックスはバンドのみ。
学区内で編成されイベントでの演奏ができる学区オーケストラにも、サックスはお呼びでない。
が、今年の地区選抜オーケストラでサックスを含む演目があるらしく、アルトサックスがオーディションに付け加えられた。

初のオーケストラ入りのチャンスのオーディションは今日。
勇んで臨んだ息子だが、勝算はあまりない。
実は同じ地区内に入る他校に、手ごわいライバルが存在するのだ。

そのライバル、A校のB君は、中学時代からいつも息子のちょっと上にいる。
今回のオケのオーディションはサックス1名のみなので、B君に勝たないとオケ入りはない。
がしかし、先日某セミナーに参加した際に、そこでB君が今日の課題を演奏するのを聴いた息子は「パーフェクトだった。多分現時点では順当ならB君が1位」と賞賛していたのだ。

で、結果は・・・
1位 B君
2位 息子
やっぱり、予想通りの結果。
息子もこの結果には納得。
「B君は2ヶ所くらいミスったかな。僕はその倍くらいミスった。課題3つのうち、一つは僕の方が上手かったと思うけど、あとの2つは彼の方が上手い。」
他の生徒たちを上回り2位だったのは喜ばしい。
それでも、トランペットやトローンボーンやフルートや・・・他の楽器なら2位なら充分オケ入りオッケーなのだが、先にも書いたように必要なサックスは1名。
2位でも落選は落選。
貴重なオーケストラでの演奏のチャンスを逃したのは残念。


夜は、マーチングの全国大会の中継を楽しむ。
「中継」と言っても、画像がTVのように見られる中継ではない。
会場で大会を見ながら、数人のコメンテーターがチャット式に書き込みをする「ライブ・ブログ」と題されたもの。

何気に観始めたこのコメントだけの中継が、意外な事に実際に画像中継を見るよりも面白いかもという程。
マーチングを良く知る方々がどういう反応するのかが面白い。
そして「おお、ヘビだよ!カラーガードの旗が蛇の皮模様で、すごい!Serpent(ヘビの事でもあり、珍しい管楽器セルパンでもある)を演奏してるぞ!」
「飛行機にヘビっていう映画があったけど、こりゃフィールドにヘビだな」

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とか、「コレはブラックで怖いね。テーマが結婚なのに、カラーガードが婿殿を投げたり引きずったり。ブラックユーモアというか、マーチングショーでこんなに笑えるのは初めて!」

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硬い評価のコメントではなくショーを楽しんでいるらしき素直なコメントと、たまに入る写真からどんなショーなのか想像するのも、映像が見られるのとは違った面白さを味わえる。

そしてオマケが、ショーの合間の時間にチャット的に入るコメント。
そこから、「昔この会場の向かいにドーム会場があり、そこは空気圧でドームを支える「エアロック」方式で、2重ドアで空気圧を守っていた」だの、「この全国大会で優勝する事を<イーグルを取る>と言うのだ」とか、どうでも良いといえばどうでも良い豆雑学が得られる。

そんなこんなで、思いがけずコメント放送で楽しんだマーチング全国大会。
90以上の高校が参加した中から、決勝ラウンド進出12校のうち5校がテキサス州の学校。

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テキサスすげ~!と言われるが、本当にテキサスの高校マーチングのレベルは高い。
先日息子たちが参加した、この大会のテキサスで開催の地区大会は、「これがそのまま全国大会と言っても良い」と言われるレベルなのだ。

そして、オースティン近郊の2校が11位と4位を獲得
1位に輝いたのも、テキサス州の学校。

すごいじゃないテキサス。
マーチングだけでなく、テキサス州のバンドはレベルが高いのだそうだ。
息子が中学の時、音楽教育者を対象にしたコンファレンスでの演奏に招待されシカゴに遠征した。その会場で声をかけられた息子たち。
「君たちの演奏拝見したよ、すばらしかった!どうしてテキサスの学校バンドはレベルが高いのかね?」

「・・・」
中学生の息子たちに、その質問に答えられる術もなかった。


とにかく、マーチング全国大会1位のウッドランド高校もだが、地元大会でもなじみで堂々4位獲得のラウンドロック高校には大きな拍手を送りたい。
おめでとう!!!すげ~!!!


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