ハロウィン前日の今日になって、トリック・オア・トリートで周ってくる子供たちのためにキャンディーを買いに走る。
少なくとも100人分は用意しないと足りないので、内容量の多い大袋を掴む。

コレをバラして、ハロウィン柄の付いた子袋に4~5個づつ組み合わせて包み分けする。
その作業は明日にしようと思っていたら、時間の空きの都合で今夜8時からしか組めなかったピアノ先生の予約が、ドタキャン。
ちょうど雨が降り始めかけたところだったので納得。
先生、天気の変化で偏頭痛起こすことが良くあるのでと前から言われていた。
(キャンセルになって、大雨の中を運転しなくて済むのは、私にもちょっとありがたかった。)
少なくとも2時間は取られる予定だったのが中止で、空いたその時間でキャンディー小分け作業。
115袋完成。

昨年から、町内でパレードが開催されるようになり、ウチの前はそのルート。
初の試みである昨年、「ルートの家の方で可能な方は、出てきてキャンディーを配ってください」とされていたので、パレードの子供たちに用意したキャンディーを配ったところ、実際にトリック・オア・トリートが始まる前にほぼ用意したものがなくなってしまった。
今年の告知は「ルートの家の方は出てきて手を振ってあげてください」とある。
しかもパレードは「トリック・オア・トリート前にパレードで楽しみましょう」とも書かれているので、今年は、「パレードはパレードするだけ、トリック・オア・トリートはその後各自で」の解釈で良いという事よね?
実際、昨年は「パレード」という感じではなかったものね。
パレードで配らなくて良いなら、例年どおりの試算で、100~120用意で良いでしょう。
キャンディの準備が完了したところで、次なるハロウィン準備は・・・
息子の仮装コスチュームの手入れの手伝い。
息子の高校、明日はコスチュームで登校が認められており、息子の物理のクラス等は「コスチュームコンテストで優勝者にチョコレート!」などとコスチューム奨励までされているらしい。
ということで息子が「明日着て行く」と決めたのは・・・
一昨年、ラテン語授業のプロジェクトで作った力作の、古代ローマ兵士の鎧。

(古代時のものをかなり忠実に再現して作ったというこの鎧で息子は、ラテン語大会の大型模型アート部門でテキサス州大会1位、全米大会1位を獲得した。)
夫が趣味で揃えた金属加工の機械を駆使して、かなりな時間をかけて作ったこの作品、唯一古代のものを忠実に再現するのを妥協したのが使った金属。
忠実に再現しようとすると加工が大変な材料になるので、比較的加工しやすい金属を代替でつかったのだそうだ。
で、それ、錆び易い。
サビ止めをスプレーしようと思いつつ手付かずだったので、あちこちが錆びてしまっている。
明日の使用前に、それをヤスリで削り落とす作業が必要。

ガレージでこの作業を始めた息子、これがかなり大変なものだと気が付き、ヘルプを要請してきた。
というわけで、ハロウィン前日、親子で古代ローマ兵士の鎧レプリカにヤスリかけ。
でも、明日、これ着て登校して、これ着て授業を受け、これ着て1日過ごすつもり?
「いや、これ、着れば意外に重くないんだよ。ただ着用してずっと座っていると、鎧が乗っかった形の脚のところの血行が止まるのが難点。」
それって、やっぱり、重いんじゃ・・・?
「重いだろうから、ほら、私の作った布製のコスチュームでも良いんじゃない?」
「う~ん、いや、この鎧が良いんだ。」
そうだね。
かなり時間かけて、一生懸命自分で作ったんだし、見せびらかしたい気持ちもあるよね。
でも、布製の方も、かなり時間掛けてつくったのよ、私。

(息子がラテン語全国大会に参加する際に、お楽しみ衣装として私が作ったもの。結局、大会ではチュニックとベルトしか着用されなかった。)
う~ん、これ、明日のトリック・オア・トリート時、私が着てキャンディ配ろうかな・・・?
どうよ?

♪The candy man can