マーチング・コンテスト・シーズンイン | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

従来、10月に入ると始まった、息子のマーチング・コンテスト・シーズン。
今年は新たな大会に参加する事になり、1週間早く、コンテスト・シーズン開始。

Good Luck!と送り出したものの、雨模様。
結局、雷雨で休止した時間が90分ほどあり、本来は予選ラウンドの後に行われるはずだった決勝ラウンドは中止となり、予選の順位がそのまま最終順位となることになった。

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息子たちは6位入賞。
決勝ラウンドに進めた順位だったわけではあるけれど、決勝ラウンドでもまあその辺りの順位におちつき、1位や2位はなかったかもな、と思うと、決勝ラウンドがあって深夜までになるより、早く帰れてよかったかも。


さて、こういうマーチングのコンテスト。
会場でのビデオ撮影を禁じている大会も少なくない。
各校のパフォーマンスの機密の問題かと思いきや、どうやら大会経営に際してプロのビデオビジネスとのかかわりの問題らしい。

ほとんどの大会は、参加校にパフィーマンスのビデオを進呈する事になっていたりする。
そのために、プロのビデオ業者と契約する。
その際に、ビデオ業者は「進呈用撮影したものを一般販売もするので、販売を妨害する会場での撮影は禁じていただきたい」といった条件をつけてくるらしいのだ。

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これ、私の立場でいえば、ナンセンス。
プロのビデオは、マーチングをフィールド全体をショーとして全景を撮影知るのが基本。
でもね、親としては自分の子供が気になるものなのですよ。
私がマーチングでビデオを回し始めたのも、自分の子供のマーチング姿を残しておきたかったからだ。
プロの業者には、250人いるバンドメンバーをそれぞれアップで撮影なんてできないでしょ。

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そうは思うが、大会本部が決めたルールは尊重し、過去もそういった大会ではビデオ撮影はせず、いくつかはプロのビデオを注文してみた。


ウチの学校が参加する複数の大会で使われる業者M
全国的にもマーチング大会はここが大手といって良い。

プロな画像処理で質は申し分ない。
ただし、注文から発送まで1~3ヶ月かかり、商品が到着した頃にはとっくにマーチングのシーズンなど終わっており、観る気にもなれないというタイミング。
大会によっては、即日お持ち帰りというサービスオプションもあり、これなら「今日の僕たち、どうだった?」という子供と一緒にその日に再生して楽しめる。
ただし、画像処理する時間がないので、ほぼRAWビデオのままと見られ、画質は最悪。私がホームビデオで撮影する画質より、話にならないくらい劣悪。

即日持ち帰り注文したものがあまりにもひどかったので、さすがにこれはクレームを出した。
業者に直接出したクレームは返事がないので、大会本部ににも連絡してみた。
結局、直接の方は無視されたっぽいのが、大会本部を通して連絡された方から返事が来て、訂正版を送付してもらえた。

観客が手軽に撮影したものの方が質が良かったり、融通が効く。
今でこそ「撮影禁止」を守る観客がほとんどだろうけれど、そのうち「隠し撮り」されても対処できず、今のサービス状態では、プロのビジネスは成り立たなくなるかもしれない。
なにしろ、スマホのカメラ機能、ビデオ機能が目覚ましう向上している現在。

対策はもう考えられているのかも知れないけれど、ビデオ業者殿、「プロ」の力を見せてもらえないと、危機、かも、よ。
一般観客が撮ったビデオより「さすがプロだわ」と思わせる商品であるならば、購入もしたくなるというもの。
「どうぞご自由に撮影ください。でもね、私たちの商品はすごいですよ。買いたくなりますよ」くらいのビジネスしてみせて欲しい。


一昨年のマーチング・ショー。
フィールド全体でショーの全貌を映したビデオと、セカンドスクリーンは最初から最後まで息子のマーチングの動きを追ってみた、「<保存版>親バカ・バージョン」