時に静かに、時に激しく。
まるで私に付き合ってくれているかの如く。
今朝、突然に悲しい知らせが飛び込んできた。
昔、東京のランニングクラブで知り合った友人、Cさんが旅立っていった。
ちょうどCさんの誕生日がもうすぐで、思い出していたところだった。
もう随分前になってしまった、その年のCさんの誕生日。
一人で参加したハーフマラソン大会で、Cさんも友人たちと共に参加しているのを見つけた。
「一緒に帰ろうよ」誘われて、Cさんが運転する車で、みんなで途切れないたわいない話に笑いあいながらの帰路となった。
途中、夕食に寄ったレストランで、Cさんの誕生日を祝った。
あの日、ものすごく楽しかったなあ~と、Cさんの誕生日を前に思い出していた矢先の知らせ。
土砂降りのオースティンの空と同じ。
涙が止まらない。
Cさんとは、ランニングクラブでの日々の走りの他、24時間リレーマラソンやトライアスロンやワイナリー巡りイベントや・・・などで共に過ごした楽しい想い出でいっぱい。

自分の意見をしっかり持っていて、時には頑固なくらい意見をぶつけ合ったりもした。でもそんな頑固さもどこかかわいくて、ものすごく人のことを思いやり、さりげなくいつも助けの手を出す。
楽しかった想い出のあちこちに、そんなCさんの人柄が散りばめられて残っている。

(息子が生まれたときも、病院に祝福に駆けつけてくださった)
涙が止まらない。
今日は泣いて良いよね。
空も土砂降り雨。
BGM「されど私の人生は」吉田拓郎