駐車場でゆっくり走行中、後部確認を充分していなかったらしき車が駐車スロットから出ようと後進してきてぶつかった。
相手の車はピカピカで、「しまった!」という凍りついたような表情で降りてきて「I'm sorry ma'am.」とまず謝ったのは高校生女子。
もしかしたらこの夏、免許取りたてなのかも知れない。
スピードも出ていなかったし、こっちは大丈夫だからと、そのままわかれた。
そう大丈夫。
だって、私の車のぶつかった辺り、元から擦り傷が付いていたのだから。
他にも、私の車はボコボコ。
アメリカに引っ越してから、初めて車の運転を始めた私。
車の傷は、「家のドライブウェイをバックしていて自宅の郵便受けにぶつかった」「自宅のドライブウェイをバックしていて自宅のレンガにぶつけた」「雨の路上を滑ってガードレールにぶつけた」「自宅でいつもと違う位置に駐車していて、夫が気が付かずにぶつけた」などの、自傷および家庭内事故の歴史痕。

(私がぶつけて壊した自宅のレンガの角)
車は、もともとビギナーな私用に中古で買った97年モデル。
もう多少のへこみが付こうが、走れれば良いやと、神経質にはならない。
それより、今日の一件でショックだったのは、その瞬間の私の反応。
私の車に気が付かずに出てくる車に気が付いた瞬間「クラクション鳴らせ!」と脳が指令を出した瞬間から、実際にクラクションを押したまでの数秒のギャップをしっかり自覚。
クラクションを鳴らしたときは、すでにもう車が接触していたように思う。
反射神経が、確実に、鈍い。
鈍くなっている。
とっさの判断についていかない、反射力の低下。
ああ、なさけない・・・
反射神経を向上させるため、スーパーマリオのカートゲームでもやろうかな。
・・・いや、違うな。そうじゃない。
BGM「ブルーバスブルース」爆風スランプ
♪オンボロポンコツ