
本日の愛しきガラクタコレクションは、92年ロンドン・マラソン記念キーホルダー。
欧州の息子、今日までロンドン滞在で、明日パリに移動予定。
楽しんでいることでしょう、多分。
便りがないのは元気な証拠。
というか、携帯電話をそのままにしていると、アプリの自動アップデートやら、友人からのテキストなどなど、受信するたびに国際通話料金が発生するので、旅の間は携帯はずっと「機内モード」にして決して解除するな(通話機能は止めておけ)、よほどの緊急事態以外は連絡無用、と指示したのは私だ。
携帯がなかった時代を考えれば、海外旅行中に携帯で通話できなくても問題はないでしょ、と。
ところで、昨日書いた「香り」。
洗濯洗剤の人口的な香りが残って辟易・・・などといったのとは裏腹に、「香り」ほど儚いものはないとも思う。
見えるものは写真や動画で記録を残すことができる。
音声は録音して残しておくことが出来る。
しかし香りだけは、記録しておいて後で再生という事ができない。
例えば、昔、ニューヨークのマンハッタンの街を歩くと「ああ、ニューヨークだ」と感じる香りがあった。
それは多分、プレッツエルの屋台の香りだと私は結論づけていた。
で、それはどのような香りだったか・・・と言うと、今の私にははっきりと思い出すことが出来ない。
「こんな感じ」と説明するにも、香りの説明というのは容易ではない。
また、「この香り、何だっけ?」と思っても、ネット検索するわけにもいかない。
記録に残せず、空気中に漂って消えていく、儚い「香り」。
ネットもスマホも信じられないほど便利になった世の中、スマホをかざせば香り検索、スマホをかざせば香り保存・・・なんていうのが出てきたら面白いだろうな。
そうなれば、テキサスの香りをここでお届けできるわけね。
ただいまのテキサスの香り・・・
う~ん、お届けできないのが、残念。(でも無い、か)
BGM「コンパートメント」松任谷由実
♪すれ違う同じコロンに 振り向いてしまうクセ