
本日の愛しきガラクタは、ロイクロフト工房の銀製ブックマーク(しおり)。
「興味のある作家を見つけた。日本人の作家で60年代か70年代がピークで、ジャズに詳しくって・・・」
そう言われた私の答え。
「平岡正明?」
そう言った私の頭では、すでに間違いが起こっていた。
「平岡正明」と言いながら、私が本当にイメージしていたのは「植草甚一」。
ジャズに詳しいライターといえば、しかも70年代くらいといわれれば、JJ氏こと植草甚一さんしか思い浮かばない。
が、現在のアメリカで、JJ氏に突然アメリカ人が出会うというのも腑に落ちない。
話を聞いていて、正解にたどり着いた。
「ああ、村上春樹ね!」
村上春樹さんなら、英語訳で出版もされているし、アメリカでも知られている。
日本人でなくとも、偶然彼の本と出合っても不思議は無い。
「村上春樹なら、好きで良く読んだわよ。今でも何冊か持っているけれど・・・」
読んでみる?と言葉にする前に気がついた。
私の持っているのは、日本語版。
読めない、か。

英訳されても、あの村上ワールドはちゃんと読者に伝わるのだろうか。
英訳版が気になる。
試しに1冊、ネット注文してみた。
例えば「羊男」なんていうのは「Sheep Man」なのだろうか?
う~ん・・・。
BGM「僕はこの目で嘘をつく」チャゲ&飛鳥
♪推理小説を最後から