
セイント・パトリックデーを祝って、本日のピニーは緑の、ヘイスティング・ラクロス・ピニー。
プロのジャズミュージシャン達が、「明日のミュージシャンを育てよう」という趣旨で、定期的に中高校生のジャズ生徒に、ステージ参加の門戸を開けてくださっている。
自分のジャズカルテットを組みたくて、メンバーを探し続けている息子。
肝心要のリズムセクション、ドラムとベースが見つからない。
同級生で、ドラムやベースをやっている子達は、皆ロックバンドを組んでいて、ジャズを一緒にやろうという子を見つけるのが難しい。
そんな息子に、このようなステージ、ましてやプロの方々とセッションできる機会は、見逃せない。
学校に行くにも、荷物の準備は出かける直前まで手をつけない息子が、昨夜、すでに荷物の準備を済ませて、スタンバイOK!
オープニングの演奏に続き、「中高生の生徒たちの育成を支援しています」と趣旨が説明され、ステージに迎えてもらった息子。

緊張と興奮が入り混じっているに違いない。
息子のあと、もう一人参加しに来た高校生も同様にステージへ。
息子は「あ、あの子、コンテストで一緒だったわ」と。
同じサックス奏者な高校生、学校は違えど顔見知り。
コンテストでは今後もライバルになるであろう2人。そんな2人が、今日は同じステージで、ソロリレーのジャムセッション。
良いじゃない、そういうの。
で、私は・・・
息子がステージに!という事より、すっかりプロの皆さんの演奏に心奪われ、心地よいジャズの一時を満喫。
シャープなドラム、グルーブなベース・・・
やっぱり良いな、音楽って。

緊張のステージ体験を終えた息子、帰宅後脱力。
一大イベントだったのよね、きっと。
そして「もっと練習しないとなあ~」とつぶやく息子。
本当、このような機会、ありがとうございました!