高校アメフト応援「BELIEVE」 T | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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朝、夫を空港まで送った帰り、ラジオのスイッチを入れた。
流れてきたのは、クイーンの「We are the Champions」

ナイス!
今日は戦いの日。
その朝に偶然流れるのがこの曲とは、ゲンが良い。

戦いの日。
今日は息子のバンド(ジャズではなく通常バンド)の地区オーディション日。

今日のオーディションに先駆け、まずは息子の高校だけで同じ形式のオーディション「ローカル」が先々週行われた。
アルトサックスとバリトンサックスでエントリーの息子は、この校内コンテストでアルト5位、バリトン1位だった。
メインであるアルト、どうしても昨年も上にいた上級生に勝てない。

そして、今日の本戦に至る前に、エントリー数の多いアルトは木曜に予選が行われた。
ここで、本戦に参加できる数が16名に絞られる。
その予選は、無作為に2つの教室に分けられた参加者がそれぞれの教室でオーディション同時進行。そして、部屋ごとに上位8名が本戦に残るというシステム。
ここで、息子はラッキーだったと思える。
先に行われた校内の結果で息子の上にいた4名は、全て別室。
目の上のタンコブ的上級生がいない戦いの場(その分他校の生徒が加わっているので本当にラッキーな部屋割りだったのかはわからないが)で、1位獲得で本戦進出。

そうして向かえた今日、まずはアルトの結果が出た。
息子、アルトサックス3位。
上位4名が地区第1バンド、続く6名が第2バンド入りなので、地区第1バンド入りを果たす。
しかも、レベルが違うから勝つのは無理と思っていた学内コンテストで1位だった12年生に勝ってしまった。
本来万々歳!な結果だが、次のエリアオーディションに進めるのはトップ2名。
あとひとつで進出を逃した悔しさが拭えない。

バリトンの方は、アルトと両方参加する兼ね合いでバタバタしたのが影響して失敗したという。
その結果が出る前に息子はアメフト応援のバンド参加で出かけてしまった。
「結果が出たらテキストしてね」と、私に結果確認をゆだねて。

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サックス以外の結果が張りだされては歓喜が上がる人並みをいくつ見送った事だろう、待つこと2時間以上、ようやく出たバリトンの結果は、2位。
1位が地区第1バンド入り、2~3位が地区第2バンド入りで、1~2位がエリアオーディション進出。

コンサートを兼ねることは出来ないので、息子はどちらかを選択しなければならない。
アルトで第1バンド入りか、バリトンで第2バンド入りしエリア進出か。

第1バンドの栄誉は捨てがたいが、エリア進出のチャンスも逃したくない。
更に、もし第1バンド入りを優先させてバリトンを辞退すると、息子はエリア進出がないのに、息子のライバルのA君が繰上げでバリトンでエリア進出を手にしてしまうのだ。

苦渋の選択で、息子バリトンを選択し、バンドの先生に告げて欲しいと託された。
あわてて先生に告げに走る途中、気がついた。
バリトンで息子の上にいる1位の子、テナーサックスでも1位だった。もし彼女がテナーを選択すれば、息子はバリトンで繰り上げ1位で第1バンド入りなのだ。

先生に息子の意向を告げる際、その点も言及してみた。
と、「ちょっと待っててくださいね」と、確認に戻られた先生が手に現れたのは、私が息子の意向を告げる前に既に調整されてしまっていた最終結果。
「えっと、ああ、彼女はテナーを選んだので、そうですね、息子さんが繰り上げ1位になります。」
ガッツポーズ!

アルト3位でも完全に喜べないでいた息子に朗報を報告。
これでようやく息子もガッツポーズ。
目標であった地区第1バンド入りクリア、エリア進出クリア。
しかも、激戦のアルトで3位は驚くべき好成績。

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息子の今日の戦いは勝ち戦で終わった。
喜びをかみしめながら、アメフト応援を楽しむに違いない。
(アメフト応援は、オーディションに参加しない生徒が出向くことになっていたのだが、バスが出発する前にオーディションを終えた息子は、自分から志願して応援バンドに加わることにしたのだった。)

さてそのアメフト試合はプレーオフ第3戦。
州チャンピオンに向けて、まだ勝ち残っているのは、16校。
毎回、これで負けたらシーズン終了という気持ちでいるのだが、今日も息子の学校は38対10で勝利。
8強に入った。

自分のバンドオーディションで勝利したあと、応援する母校チームも勝利。

なんとも、勝利の美酒に酔いしれる1日だった。

本日のピンズも「本日のTシャツ」の戻って、高校アメフトの応援Tシャツ。
「BELIEVE」のシンプルなプリント。
信ずるものは救われる、ということでしょうか。

余談ながら、アタマに書いたように、朝ラジオをつけたら流れた「We are the Champions」にゲンが良いと感じた。
実はその後、息子を送った帰り道、同じようにラジオをつけたら流れたのは、イーグルスの「Heartache tonight」。
「悲嘆に暮れる夜」って、今度はなんともゲンが悪いではないですかっ。
まあ、そういう時は「聴かなかった事」にして忘れるに限る。


BGM「We are the Champion」クイーン