
ショッピングに出かける予定はなかったものの、息子を誕生日パーティーに送り届けねばならずに車を出したので、ついでに洋裁店に寄った。
生地はすでに別の店のネットセールでオーダーしたので、目的は型紙。
定価12~18ドルという(と言っても小売店では常時6掛けで売っているけれど)ものが、セールで99セント。
サイズごとに売られる型紙は、夫サイズと息子サイズの2つ買うことになる。
マルチサイズとして、一枚の型紙で何種ものサイズをプリントしてあるものの多いのだけれど、今回、そういうマルチサイズで既に持っていて気に入ったものを、もう一つ追加で買い足してみた。
マルチサイズで使えることは使えるのだけれど、トレースが面倒な上、私のやり方では正確さに欠けてしまう。
2つ買って、1つを息子サイズ、1つを夫サイズで切り取ってしまえば楽になる。
99セントの投資で正確にトレースできて、きれいに仕上がるなら惜しくない。
(と、なぜ今まで気がつかなかったのだろう・・・)
そういう買い足しに加えて、マルチサイズでないものはサイズ違いで2つ選んで、レジに並んだら、レジの方がその2つを何度も見返している。
同じ物を2つ買っているのが変に思われているのだろうか?
「あ、それ、サイズ違いなんですよ」とでも言おうかと思ったら、
「これ、商品番号控えさせてね」と、ボールペンで自分の手のに番号を書き込み始めた。
「あとで自分もコレ探して買ってみる」と。
セールだし、あっても良いかな程度で選んだものが、そう言われると「セールにつられて要らない物買ったかしら」な気持ちが「良い物選んだかしら」に変わってくる。
レジでのちょっとした会話、侮れない。
なんだか良い気分で店を後にしてしまったぞ。
本日のピンズは、CNNのロゴピン。
サイズ違いでもないのに、2つ持っております。
BGM「アンテナの街」中島みゆき
♪昔あった人たちを型紙にして