
雑誌の年間購読更新の時期が来た。
この雑誌、購読更新の際に、ロゴ入りグッズ等が値引きで買えるという特典が付く。
値引きになったところで欲しいデザインでもないな~とか、値引きになったところでこの価格でも購入したいとも思わないなあ~等と、あまりそそられない。
唯一、あっても良いかななスエットパーカーでも、値引き後でも40ドルで、雑誌の年間価格より高いし・・・。
やっぱり雑誌購読だけの更新にしようっと。
と、雑誌購読更新だけしたあと、ふと目についた、グッズの「処分セール」。
ロゴ入りスエットシャツ(トレーナー)が15ドル。
15ドルなら買っても良いかなとも思ったけれど、商品をクリックしてみると、処分セールなだけに大きなサイズしか残っていない。
やっぱりなあ。
載っている写真も、随分でかそうだもんなあ~。
と眺めていて、ひらめいた。
もしかしたら「大は小を兼ねる」んじゃない?
そんなわけでオーダーしてみた、スエットシャツ。
アメリカのXXLサイズ。(Lの上がXLでその上がXXL、ね)

「大は小を兼ねる」と言っても、これをダボダボで着るという心算ではない。
この「大」を「小」に作り変えれば良いんじゃない?とひらめいたのだ。
更に、かぶりのスエットよりも脱ぎ着が楽で重宝な、前開きの形に作り変えられるかと。
まずは、全ての縫い目をほどいて、バラバラに。
ロゴを前に使いたいところだけれど、前開きにしてしまうと、ファスナーを付けるためにカットした部分が、2cm程の折り返し処理で見えなくなってしまう。
今回のロゴだと、「DOWN BEAT」なロゴが、「DOW BEAT」か「DOWN EAT」になってしまう。
ロゴが活かせないと、わざわざ完成品をバラして作りかえる意味がない。
ここは妥協して、背中にロゴを使う。
つまり、もともと背中だった部分で前身ごろを取り、前の部分だったところで背中身ごろをカットする。
袖付け部分も、身頃に合わせてカットしなおし。
そうして切り取ったパーツを再び縫い合わせ、出来上がったのが・・・


ベースボール・ジャケットというかスタジャンというかな形の、前開きスエット。
ロゴが背中の上の方に寄っていて、位置がベストではないけれど、元のプリントの位置から取るには、この位置にしかできなかった。
ロゴが無い前身ごろが無地でちょっと淋しい気がするけれど、何かしら手を加えるとマイナス方向へ行ってしまいそうなので、あえてシンプルなままで。
実際、別のグレーパーカーから取ったカンガルーポケットを付けようかと試してみたのだが、しっくりこなかった。
唯、アクセントとして、ファスナーと首周り内側のネイビーでシャープなコントラストを狙ってみた。
どうよ。
自分としては、満足な出来。
色違いで2着バラせば、本体と袖の色が違うもっとスタジャンっぽいのが出来たなあ、とか、袖にアディダスっぽいラインを入れても良いかなあ、とか・・・
もっとアレンジできそうで、スエットシャツのリフォームに懲りそうだわ。
ああ、イカン。
本日のピンズは、ベースボールジャケット成功記念に、シドニーオリンピックの野球ピン。
BGM「冬のコインランドリー」槇原敬之
♪僕はダッフルとスエット