
オスプレイが上空を行く・・・ではない。
NASAのシャトル計画終了で、引退したスペースシャトル「エンデバー」がオースティンの上空を飛行していった。
ヒューストンのNASAを出発し、隠居生活をおくることになるカリフォルニア化学センターに向かうエンデバーは、朝7:40頃、オースティンの上空を低空飛行で通過。
バンド練習ですでにスタジアムのフィールドにいた息子の高校のバンド生徒たちは、その姿を見ることができたらしい。
我が家では、大きな音が聞こえてあわてて見に飛び出した夫には、雲に隠れてか、見えず。
私はと言うと、そんな音さえ気がつかず。
いや、もしかしたら聴こえたのかもしれないけれど、今日はゴミ収集の日なので、収集車の音だと思って気にもしなかったのかも・・・。
ローカルニュースのサイトには、スペクタクルな写真が掲載されている。

オースティンのダウンタウン、州議事堂の上を、コアラ状態で通過するエンデバー。
あ~、見逃したのは残念だったかな~。
翌朝、配達されたローカル新聞の1面には、上に載せたシャトルがダウンタウンを通過する写真。
・・・のはずが・・・

あれっ?
これは・・・?
どうやら新聞の印刷の際にインク漏れトラブルでもあったらしい。
それが偶然にも、飛行機からポトリとなにやら落し物が、州議事堂に・・・に見える位置と形になっているようで・・・

シャトルの有終の美、最期にNASAが州都の州議事堂にさよならの挨拶に低空飛行してくれたのね、などとセンチメンタルな思いでいたのに。
たまたまこんなミスプリントが配達されるなんて、こりゃ朝からウンがついてるとでも思うしかないか?
いや、これ、ウンじゃないってば。
本日のピンズは、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「USS-KIDD DD661」のピン。
この駆逐艦は1964年に引退して、現在はルイジアナ州で、博物館として公開されている。
このピンズは、その博物館を訪れた際に購入したもの。
「USS-KIDD」の名は、パールハーバー攻撃で戦死したキッド海軍称少将の名から命名されたもの。
日本人としては、居心地が悪いというか、つい身を小さくしてしまうような博物館。
BGM「銀河鉄道999」ゴダイゴ
♪古い夢は置いてゆくが良い 再び始まるドラマのために