
息子の学校では、生徒全員にiPadを貸し出し支給することになった。
10年生の息子たちは、今日がその配給日。
ウチにもiPadはあり息子も使っていたのだけれど、自分専用で、しかも公認で学校に持って行けて、更に周りのみんなも同じものを使う、というのはやっぱり違う。
手にしたiPadにやや興奮気味で下校してきた。
学校がiPadを採用した利点は、分厚い教科書を何冊も持ち歩かずにすむ教科書のデジタル化や、課題等のプリントのペーパーレス化等。
息子のiPadにも、既に学校指定のコンテンツやファイルがダウンロードされている。
ああ、なるほど。
昨年まで学校で販売されていた、宿題等が書き込めるスケジュールノートが、今年は販売がなかったなあ~と思っていたのだけれど、iPadにちゃんとスケジュール・オーガナイザーも入っている。これも電子化というわけね。
生徒たちは、取っているクラスでそれぞれダウンロードするものを指定されてくるようで、バンド授業では、「ガレージバンド」というリズムやメロディーを指定して曲が作れるAPPなどを、各自のiPadにダウンロードできたよう。
嬉々として「ガレージバンド」で作曲してみる息子を見ていて、あれ?この風景、見覚えがあるような・・・
そうだった。
以前、「開発途上国の子供たちにラップトップを寄付しよう」という慈善団体が作成した「XOラップトップ」というのを我が家にも購入した(1台購入すると、1台開発途上国の子供に贈与することになる)のだが、そのXOにも似たような作曲ソフトが入っていたのだ。
買った当初は楽しそうに作曲ソフトで遊んでいた息子、それも長くは続かなかった。
そういえば、あのXOラップトップは今いずこ?と思ったら、夫のデスクで充電されて並んでいる。

何かに使っているのかどうかは定かでない。
それより気になるのは、途上国に贈られたXO。
贈られたラップトップ、子供たちは愛用し、生活向上に貢献しただろうか?
学校で配布されたiPadを手にする息子を見て、そんな事を思い出した。
本日のピンズは、コンピューターメーカー、IBMのオリンピック・スポンサードのピン。
BGM「Too Much Information」プラスティックス