
我が家は朝に弱い。
見事に血筋を引き継いでくれた息子が最悪。
目覚ましの音ではびくともしない。
いまだに私が起こすのだけれど、最初の「おはよう~!」から平均20分かかってようやく起きる。
今朝、夫と息子は6時半のフライトでボーイスカウトの旅に出ることになっていた。
ご法度の早朝フライト。
やっぱり息子を起こすのが至難の業。
家を出た時点で、搭乗無理かもな遅れ。
とはいっても、送迎担当の私は空港で2人を落とせばあとは野となれ。というか、何も出来ることはない。
で、後にかかってきた電話によると・・・
夫と息子、遅れたので荷物のチェックインは既に終了してしまっていた。
しかし、荷物をそのまま持ち込み、搭乗の際にフライトアテンダントに渡すという事で搭乗はOKとなった。ベビーカー等と同様の扱いにしてもらえるわけだ。
予定のフライトに乗れることになってほっとしたであろう2人は、搭乗口へ向かうセキュリティー・チェックへ。
そこで「誰かの手荷物にナイフが2個と手斧が1個入っている!」と騒ぎが勃発。
夫と息子、「誰だよ~911以降セキュリティー厳しいのに斧なんか持ち込もうとしたバカは」と笑っていると・・・
それ、息子の荷物だった・・・。
もともとチェックインで預けるはずだった荷物に、キャンプ用の小型ナイフを2個、息子は入れていたのだ。
でもオノって???
本人は入れた覚えが無い。
出てきたオノを見て夫がガッテン!
そのオノ、我が家の非常時用のもの。
カトリーナ災害時、屋根を壊して屋根の上に避難してした人たちを見て、通路確保等で使えるかもと私が購入し、普段はキャンプ用品と共に収納しているもの。
それを数週間前、今回のハイキングのトレーニングで実際と同じ重さのリュックを背負ってハイキング練習するために、重さ調節のために夫が入れたのだった。
息子、自分のバッグにオノが入っているとはその後もずっと気がつかず、オノが入ったまま今回の荷造りをしてしまったのだ。
本来なら、チェックイン荷物で問題なかったはず。
遅刻したため荷物が持ち込みになり、ナイフとオノがひっかかって騒動になった次第。
息子、あやうくテロリスト容疑者。
事情を説明し、ナイフとオノは廃棄という事で、セキュリティーはようやく通過。
しかし、その騒動対応しているうちに飛行機はすでに離陸。
結局やっぱり予定のフライトには乗れず、フライト変更の空き待ちで空港に3時間半足止め状態の後、ようやくオースティン空港ボストンへGO。
と、出だしからとほほ・・・な2人。
やれやれ・・・
まあ、とにかく無事なようなので、メイン・イベントの長距離ハイキングも無事で楽しんで来いよ、と願う。
本日のピンズは、DC連邦保安官のピン。
BGM「また会おう」吉田拓郎
♪無言のオノを打ち込み