
先日「100グレイテスト・アーチスト」という音楽番組を見ていて、マービン・ゲイ等、本当に上手いよなあ~とつくづく思った。
その少し前、運転中にブルーベックを聴いていて気がついたらメロディを口ずさんでいた。
その私のハミングを聴いた助手席の息子が「どうもズレてるよ、シャープ。あ、そこはフラット。」と指摘。
自分では少なくともオンチではないと思ってきた私だが、言われて見れば音感には自信がない。
昔、ギターが上達しなかったのも、チューニングで音が合っているかズレているか、いまいちわからないとう初歩的なところで自信をなくしたからだった。
もしかしたら私は、自分が思っている以上に歌が下手なのかもしれない。
人生何十年の自己認識を覆す事実にきずかされた瞬間だったかも。
そういえば、と思い出したのがB'z。
昔、職場の同僚で会社の合唱部メンバーだったAさん。
あまりロックや大衆音楽には興味がなさそうなイメージだったのだが、B'zのファンだと知った。
意外だなあと少し驚いたら、「B'zの稲葉さんは音感が優れていて、聴いていても音程がずれなくて本当に上手いのよ。」と説明された。
なるほど。
わかる人にはわかる「本物の上手さ」に惚れていたというわけね。
で、そういわれて聴いてみても、私はやっぱり「違いがわかる人」ではないと思い知らされただけだった。
まあいいや、わたくしは音楽を感性で楽しませていただきますわ。
本日のピンズは缶バッジで、エコーズの白缶バッジ。
あ、特に選択の意味はございません。
BGM「最終出口」エコーズ