メンローパークが好き K | 今日もTシャツ@TEXAS

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コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

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昨日の早朝、夫を空港まで送っていった。

いつもは自分で運転して空港の駐車場に車を置いておくのだが、今回は留守中に車を点検修理に出すのと、帰路は空港からではないからだ。

空港からではない、というのは・・・

今回の旅行、夫の両親が引越しをするので、実家に置いてある物を引き取るのが目的。
実家は我が家の3倍かもしかしたらそれ以上かもという大きさだったので、高齢の両親は掃除等のしやすい小さい家に引っ越すことにした。
で、「いらないなら捨てるけど、取りに来る?」と、夫の持ち物の整理に呼ばれた次第。

想い出の品々なら運送会社経由で送れば済む話なのだけれど、一つ、実家の庭にあったもので夫がどうしてもキープしたいものがかなりの重さで、どこの運送会社も取り扱ってくれないので、引き取りに行かざるをえなくなった。

それで、往きは飛行機で飛び、帰路はレンタカーに荷物を詰めてドライブ。
・・・というわけ。

どこかで読んだ記事で、平均、日本人は人生で5回、アメリカ人は15回引越しするという。

1.生まれ育った家
2.大学時代すごすアパート等
3.新社会人ですごすアパートもしくは始めて購入する小さめの家
4.結婚や子供が出来て買い換える大き目の家
5.子供の学校区を考えて引越し買い替え
6.転勤、転職による引越し
7.老後小さな家に引越し
考えられる大きな引越し理由はこんなとこだろうか。

日本のように就職したあと定年まで同じ職場で過ごすことは少ないので、転職に伴う引越しが1回ではすまないかもとは想像がつく。
多分、アメリカでは「先祖代々この家に住んでいる」というようなのは、非常に少ないと思われる。
生活スタイルに合わせて次々と家を変えていく暮らし方。

夫も、子供時代に3軒の家を引っ越してきたという。
その中で今回引っ越して出て行く実家が、最も長く住んだ家。
想い出の品を引き取りに出かけたが、その家の見納めでもある。
ちょっとセンチメンタル・トリップかなあ。

さて、本日のピンズは缶バッジで、「メンローパークが好き」缶バッジ。
オースティンに引っ越してくる前、カリフォルニア州のメンローパーク市 に住んでいた。

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(メンローパーク時代の家のリビング。上が我が家が購入した際のパンフに乗っていた写真。下が我が家が売り出すときの写真。売り出しの際にはプロのデコレーション会社にインテリアデコレーションしてもらったので、どちらもこの状態で住んでいたわけではないという写真。)


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(こちらも購入時パンフ写真と売り出し時写真。売り出し時のプロ・デコレーションは「ステージング」と呼ばれる。良い仕事してくれました。)

引越しは、引越し業者のトラックに乗せられない荷物を積んで、ネコ3匹と共にメンローパークからオースティンまでドライブした。
息子の小学校が休みに入るタイミングで出発し、引越し業者がオースティンに到着するタイミングで到着するには、かなりきついスケジュール。
しかも猫たちにも途中休憩をとってあげないといけない。

今回、実家のニューヨーク州からオースティンのドライブは、あの時と同等の距離になる。
あの時より年も取っていることだし、無理をしないで途中宿泊をふやしてでもゆっくり時間をかけて運転するように言うと、夫が言った。
「まあ、今回はミャーミャーうるさい猫たちがいないからね。」
手間がかからないけれど、淋しくない?
ふと、夜の高速道路沿いでネコ休憩したときの景色が頭の中でよみがえった。