
今週、テキサス州の9年生は、州統一の年度末試験「STAAR 」週間。
「TAKS 」テストから入れ替わったもので、9年生以下が今年からこれを受けることになる。
今日は数学の試験。
数学のテストは、各自の電卓持込OKで、数学の先生にもそういわれていた。
ところがテスト開始直前に試験管の先生が「全員、電卓は学校のものを使わなければいけない」と。
数人の生徒が「自分の使っていいですか?」と聴いたけれど答えはNO。
で、息子も仕方なく学校の電卓を使った。
しかし、普段息子が使っているのは、クラスの大半が使っている標準モデルではないもの。
クラスで数人しか使っていない機種で、自慢さえしていた。
その「自慢」が裏目にでた。
学校の計算機はたぶん大半の子が使っている機種。で、扱い方が息子のものとは異なっていたのだ。
息子のはリセットするとDegrees戻るので、そのように使ってテストを終了し提出したあと、学校の電卓はリセットしてもRadiansのままなのに気がついた。
ときすでに遅し。
この機能を使う問題はすべて不正解になってしまったはず。
数学は得意な息子、満点取れると思っていたのが、電卓の扱いミスで満点はありえなくなった。
STAARテストの説明でも「生徒は電卓を自分で持ち込むか、学校のを借りられる。使い慣れていない電卓を使うのは妨げになる。」と記載されており、あきらかに息子の教室の試験管である先生のミス。
で、学校のカウンセラーに事の次第をメールした。
このSTAARテスト、テキサス州からは、このテストの成績が最終成績の15%になるように指示が出ている。GPAや内申にもかかわってくる。
「どうしてくれるんや~」とは直接書かず、出来事を説明し、「成績にどう影響するのか心配です。今年は(STAARテスト導入初めての年なので例外)15%ではないですよね?」とまろやかに示唆してみた。
で、やっぱり。
カウンセラーからは「副校長にメールを転送しておきました。」というあっさりな返事のみ。
謝ったりしては、裁判を起こされたら不利だし、余計な証拠を残さないのがアメリカ的。
しかしその成績に関する部分のスルーぶりに、私は余計腹立たしくなってくる。
即、副校長も含めて「成績にかかわってくる部分の質問にお答えをください」と返送。
さて、返事はくるでしょうか?
本日のピンズは、全米交換留学生 のピン。