
ピンズでバーチャル旅シリーズ第3弾。
本日は、サンフランシスコからまた少し南下し、カリフォルニア州モンタレーのピン。
モンタレーといえば思い出すのは「モンタレー・ジャズ・フェスティバル」や「モンタレー・ポップ・フェスティバル」。
ジャズ・フェスティバルの方は現在も続いており、今年は55回目を迎える。
一方、ポップ・フェスティバルの方は、67年に行われた1回のみ。
ただ、その1回がフィルム化されており有名なのと、その後の野外ロックイベント、69年のウッドストック、オルタモントの悲劇(ローリング・ストーンズ・コンサート)へとつながっていく60年代ロックの流れの中でエポック・メイキング的な存在としても語り継がれる。
ピンズでバーチャル旅行、どうもバーチャルで旅するのは場所だけでなく時間も旅してしまっているよなあ。
余談として、現在のコンサート話。
現在オースティンで開催中のイベント「SXSW」。
その一環で今日、JAY-Zのライブがネットで生中継されるというので、ちょっと見てみた。
ネット・ライブは、「通常の放送用映像」の他、「ディレクターのカメラ」、「観客席からステージを観ているのと同じ映像」の3種のカメラ・ポジションが選べる。画質も良い。さすがインタラクティブ分野のイベントの一部。
会場は満員の盛り上がり。
その中で目を引いたのが、携帯電話。
客席の、特に前のほうの観客の多くが、携帯電話を掲げて撮影しているのだ。

普通、コンサートは撮影禁止のはずじゃ?
観客席後ろからのカメラだと、携帯の画面の光が、会場中に溢れて、まるでペンライトをアーティストとは逆方向に振っているような感じ。

不思議な光景だと思ったら、このコンサート、入場できた観客は「SXSWのインタラクティブ部門のバッジ(チケット)を持ち」なおかつコンサートのスポンサーである「アメリカン・エクスプレスのクレジットカードを持つ」人たち。
ギーク率が高い?ということで起きた現象なのだろうか?
それともこれ、携帯で撮影しようぜ!という趣旨のイベントだった??
それとも誰かが始めたら「みんなで渡れば恐くない」現象的に皆がつづいたとか???