
息子の学校バンドのウィンター・コンサート。
この学校のバンド授業は、前期はバンド授業を選択する9~12年生全員でマーチング・バンドを編成。
アメフトの試合での応援をしながら、マーチング・コンテストに参加。
みんなで1つのショーを完成させていく。
後期はコンサート・バンドの活動。
前期終了時に、オーディションや前期の成績や態度などを元に4つのバンドが編成される。
第1バンドは、大きなコンクールなどの招待が来た場合に学校代表として参加するトップ・バンド。
第2バンドも高校生平均より難易度の高い演奏にチャレンジする。
この学校全体的にレベルが高いので、第3、第4も決して悪くは無いのだけれど、上のバンドほど高度な演奏にチャレンジできて上手くなるチャンスが大きくなる。
第1バンドに入るにはうまい上級生がゴロゴロで絶対無理な息子、第2に入れればラッキーと狙っていたが、運よく第2バンドに滑り込んだ。
上手い上級生たちと、難度の高い演奏にチャレンジできるとワクワクしながら後期授業が始まった。

そして1ヶ月。
今日は始めての各バンドごとに演奏を披露するコンサート。
第4バンド、第3バンドに続き、息子たち第2バンドの登場。

3曲演奏する中で、最後の曲は本来第1バンドが挑戦するような難度の高い楽曲らしい。
息子も最初に楽譜を渡された時点で「すごい難しい」と、自信がないといいながら、チャレンジに目を輝かせていた曲。
素人耳にも「あ、今誰かミスった」とわかる箇所があるにせよ、力強くエモーショナルな演奏。
息子がメンバーという親バカ基準も入っているのだろうけれど、曲が終わったとき、ものすごく感動。
周りもスタンディング・オベーション。
このあと第1バンドが演奏したのだけれど、全体を通してスタンディング・オベーションが出たのは、ここだけ。
でもこれはまだ完成版ではなく、テンポを落としたバージョンだそうで、これからもっとテンポを上げて完成させていくらしい。
早い演奏はどちらかというと苦手な息子、上手い上級生に囲まれて刺激を受けられる第2バンドに入れたのは本当ラッキーだった。
さて、コンサートとは別に、この週末参加したソロ&アンサンブル・コンテストの結果がまとまって学校に届いた。
1~5(1が一番上)にランク付けされるのだが、結局息子のアンサンブルは「ランク2」、ソロは「ランク1」。
ランク1獲得者にはメダルが授与された。

アンサンブルは惜しかったけれど、仲間と集まって練習してきて参加しただけでも、良い想い出になるに違いない。
本日のピンズは、モンスーン・ミュージックのピン。