今年のアカデミー賞のノミネートが発表された。
監督賞にノミネートされたウッディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」。
私にはなかなか楽しめる映画だった。
話は1920年代のパリにタイムスリックする作家の話で、その時代の作家や画家などのアーティストが絡み合って登場してくるのが面白い。
ムーランルージュにロートレックや踊り子たちがいたりして、ダリやゴッホなどが出てきたり・・・
あ、なるほどこの頃のパリのアーティスト社交の夜ってこんなだったりしたんだろうな、と言う図を見せてくれる。
作家やアーティストのバイオを知っていて観ると、つい微笑んでしまう。
もう一つの面白さは、オーウェン・ウィルソン。
彼が、昔のウディ・アレンそっくりに演じているのに、これまたつい微笑んでしまう。
オーウェンの役、ウディ・アレン（昔の映画の中の）のごとく、まあ～、よくしゃべる役。
そして、しぐさも昔のウディそのものにちょこまかしている。
ウディ・アレンは、若ければ自分でこの役を演じていたんだろうな～。
オーウェン・ウィルソンはウディ・アレンをよく研究したんだろうな～。
この似具合がなんとも・・・。
昔観たウディ・アレンの映画、もう一度観てみようかな・・・。
本日のピンズは缶バッジで、映画のフィルムケースをデザインした、ザ・モッズの「夜のハイウェイ」の缶バッジ。
BGM「ダディーズソング」ｂｙ馬場俊英
♪ジャック・ニコルソン ウディ・アレン ジーン・ハックマン