
息子の高校バンドのコンテスト月間第3弾。
今週もマーチング大会に参加。

朝から始まる大会、学校の生徒数に応じてクラス分けされ、規模の小さいクラスから順にパフォーマンスし、クラスごとの各賞と上位3位が発表されていく。

このクラスごとの戦いが予選となり、上位10校が決勝ラウンドに進出する。
息子の学校は、最も生徒数が多い部門「5A」クラスでの予選となる。

「3A」「4A」部門が終わり、「5A」部門。
息子たちの直前の出番だった学校が渋滞に巻き込まれ間に合わず、その学校の予定時間だった15分は休憩となる。
つまり、息子たちの出番の前はしばし空き時間。
間に合わなかった学校は最後に回され、各校は予定時間通りの出番となるという事だ。
直前にパフォーマンスがないのは、審査員の目にプラス効果になるのか、はたまたマイナス効果になるのか・・・などと考えたり。
そして、予定時間通り、息子たちの登場。

アメフト・シーズンの始まりから、少しづつプログラムを足していき、今回は8分のパフォーマンス・プログラムの完成版披露となる。

マーチングの動きにも微妙なタッチを加えられたりした他、ビジュアル効果として、フィールド上に垂れ幕を広げていく。

幕にはそれぞれ「ボブ・マーリー」「ビリー・ジョエル」「レディー・ガガ」「ジョン・レノン」などといったミュージシャンからの引用句が書かれている。(下のビデオで、途中で広げられていく黄色いもの)

ビジュアル効果だけでなく、ナレーションも盛り込まれる。

そして、プログラムの内容に合わせて、カラーガード が持ち変える旗。

10日ほど前に「こんな作業してました」と載せた写真 、これだったんですよ~。
私がペイントした「Alone」がフィールドを舞う。

今まで、毎週のアメフト試合で見てきた部分部分が積み重なって、こういうプログラムに纏まるんだ~。
なるほど。
と、初めて見る全容に納得。

息子たちのパフォーマンスは終了し、続く各校のパフォーマンスも終わっていき、いよいよ5Aクラスの表彰式。
結果は・・・
ベスト・マーチング賞獲得と、2位入賞。
1位は、前回のコンテスト でも1位を取ったR校。
これで全てのクラス部門が終わり、決勝に進出する10校が発表される。
息子たちも決勝進出。
休憩と、開催ホスト校のエキシビションのあと、いよいよ決勝ラウンド開始。
クジ引きで決められた順番は、息子たちが最後の出番。

最後というのは有利な順番に思える。
が、さすが決勝進出校、どの学校もすばらしい。
特に同じ5Aクラスで1位で決勝に進出したR校にはかなわないかな~と思う。

息子たちのトリ演技も終わり、いよいよ総合順位の発表。
10位から発表されていき、まあ、順当かなと思えていたが・・・
「5位、R校!」
えっ?と思ったのは、私だけでもなく、R校のメンバーや父兄だけでもないはず。
会場全体が「えっ?今なんて?」という雰囲気に包まれる。
1位候補と思っていたR校が、まさかの5位。
えっ?と驚いたあと、「じゃあ、もしかして息子たち、1位いけたかも」と期待がよぎる。
4位も発表され、残り3校。ドキドキ。
「3位、W校!」
あっ・・・
3位だった・・・
R校を上回ったし、出番の順番もラッキーだったし、イケたかと期待しただけに、3位でも残念感が大きい。
かなりの時間を費やして練習してきている息子たち。
それでも、1位を取るってやっぱり難しいんだな~。
息子の学校だけでも260人強。
全国でいったいどれだけのバンド高校生がいるのだろう。
1位の喜びを味わえる一握りと、そうでない多くの子達、全てのバンド高校生の汗と涙にエールを送りたい。
会場を離れ、夜道を「残念だったよな~」の気持ちが消えないまま車をい走らせ、バスで学校に戻ってくる息子を迎えに寄り、帰宅したのは夜中の1時近くだった。
本日のピンズは「本日のTシャツ」に戻って、今日のマーチング大会の記念Tシャツ。
↓プログラムが完成した状態の、息子たちバンドの、予選でのパフォーマンス。