
息子の高校、最初の1週間が無事終了。
やっぱり、夏休みの間に通い詰めていて学校内は既に熟知していたりしたこともあって、すんなり入り込めていけたようだ。
夏休みのバンド・キャンプで熟知したのは学校内だけでもなく、学校外にも及ぶ。
キャンプは朝8時~夜9時で、運転免許を持っている上級生ならともかく、息子たちはずっと学校内に缶詰になるのかと思っていた。
しかし、お弁当を持たせた初日が終わって、「明日から昼のお弁当は持っていかない。夕食は家で食べるから夕食休憩の始まる時間に迎えに来て、夕食後の練習の始まる時間にまた学校に送って。」とリクエストされた。
お弁当を持って行かないランチは・・・
暑い中、90分のランチタイム内で、歩いていける範囲の店を友達グループで探索するのがメイン。
予算と健康を考えて、1日置きにファストフード系とそれなりの店にすることに彼らなりに考えて決めて、毎回新しい店に出かけて行ったという。
基本、車送迎でしか移動できない環境なアメリカ。
こんなことも息子には始めての事で、毎日ランチタイムが一番の楽しみだったようだ。
こういうメインの探索のほかに、親がランチに連れ出してくれる友達に便乗してちょっと遠出の店まで出かけたり、
そして、上級生が新入生をランチに誘って連れ出してくれることも。
そんなこんなで、同じ新入生の中でも新しい友人を作ったり、上級生とも顔なじみになったり、学校が始まる日にはすでに高校内外は、勝手知ったる・・・になっていた様子。
そんなキャンプ、夏休みも終わって、新年度が始まってから、息子の部屋にキャンディーの袋が置かれているのに気がついた。
バックパックにはクッキーとスーパーの袋も。
・・・?
学校が始まってからは、9年生は学校外に出てはいけない校則なので、ランチも外には出られない。
余分なお金も持っていないはずだし、それにスーパーには歩いては行けるわけがない距離。
このキャンディーとクッキーの謎、息子が「BIG BROTHERに貰った」ものだった。
学校が始まった初日、バンド・キャンプ中にランチに誘ってくれた上級生D君が「高校へようこそ!」と。ウェルカム・ギフトとして手渡してくれたのだそうだ。
緊張の高校初日、上級生からの歓迎で、気持ち的にもすんなり学校に入り込めていけたと思う。
毎日練習時間が長くて大変なバンドだけれど、こういうところは入っていてよかったね、なメリットだったと思う。
でも毎朝1時間40分早く朝練登校、プラス週2回は夜7時まで放課後練習。
送迎しているだけでも、週末が待ち遠しかったわ。
本日のピンズは、シドニー・オリンピックのウェルカム・ピン。
日本語で「歓迎」と書かれているJAPANバージョン。

BGM「よ~こそ」RCサクセション
♪よぉこそ~