エルビス・プレスリー(キング) Pin | 今日もTシャツ@TEXAS

今日もTシャツ@TEXAS

コレクションのTシャツのリスト作りも兼ねて毎日1枚づつにスポットをあてて掲載。Tシャツ掲載終了後はピンズのコレクションへと移行、続いて「貯まってしまったこんなもの」を掲載しつつ、日々の呟きを。→ほぼTシャツブログに戻りました。基本ランニング関連です。

今日もTシャツ@TEXAS(テキサス州オースティン)-pin241

お盆の送り火。

エルビス・プレスリーの命日。
本日のピンズは、エルビス・プレスリーの「Still the King」ピン。
グレイスランドで買ったもの。


著名人の訃報の記事に、「ああ、この人・・・」と、知っている名前が多くなってきた。

先日、私が昔購読していた音楽雑誌の編集長だった方の名前を訃報で目にした。
その瞬間、その雑誌のディテールが頭の中によみがえった。

毎月の新譜の紹介ページに、私が赤鉛筆で「これは聴かねば!」なアルバムにつけていた星印。
巻頭の広告ページの紙質や紙の色。
そういった記憶のイメージが鮮やかによみがえってきた。

思えば、あの雑誌が、私に与えた影響は大きかった。
誌上で紹介されるロックからワールド・ミュージックやらアジアの大衆音楽、はたまた歌謡曲にまで広がる記事を読んでは、実際にアルバムを手にし「こりゃ、よくわからん?」と思ったり、かなり聴きこんだり・・・。
私のレコード棚に並ぶレコードのジャンルが多岐に渡っているのは、まちがいなくこの雑誌のせいだった。

さまざまなジャンルの奥深い評論を、これまた「よくわからん?」とか「ほ~、そうなのか!」と感心したり、何年もの間、毎月発売日を楽しみにしていた。

そんな雑誌も、編集長が変わり、私も離れていった。

大げさに言うと、私の青春の日々を色づけていたあの雑誌。
訃報で思い出す、というのは、やっぱり淋しい。


BGM「パッシング・べル」by 小山卓司
♪夕刊の片隅 懐かしいあいつの顔写真