
明日から旅に出る夫と息子。
まさか前日まで、こんなに用意が出来ていない状態になるとは思わず、今日の分もずいぶん前にボランティア登録を入れていた。
ああ、時間がないのに・・・

けれども、無責任にドタキャンしては「自分の都合を優先していいんだ~」という間違った姿勢を子供に見せる事にもなるし、今日もパンの山とダンボール箱の山に埋もれる。

その後、「登山靴下が小さくて履けなくなってる」「要らないと思った**がやっぱり要る」などと今頃言い出されてアウトドア店に走る。
その足で、留守中にお願いしたいものがあってラクロス店にも寄る。(ちょうど閉店で鍵をかけようとしていた店員さんがOKしてくれてギリギリ・セーフ。)
夫は夫で、郵便局やDIY店や・・・を駆け回っている。
で、なぜか芝刈りまで突然始める息子。

まあ、出かける前って、私も、荷造りで忙しいのに洗濯や掃除もしておきたくなるから、気持ちはわからないではない。
そんなあれやこれやに時間を取られ、荷造りはいっこうに終わらない。
普通のホテル滞在型と違って、荷物を決めるにも真剣にならざるを得ない。
食事もかさばらないものを回数分用意していかねばらない。
全部背負って歩くので、出来るだけコンパクトに軽くしないといけないので、スナックなども一回分を袋に小分けで密閉し、空気で膨らんだ外袋のままでは持っていかない。

更に、食べ物の匂いが熊を呼ぶので、熊除けに、専用の密閉容器に詰めて行く。

この容器だけでも、リュックの容量の半分近くを取ってしまいそうなのに、必要な装備が全部リュックに収まるようには思えない。
荷物は、必要最低限の装備で出来るだけ小さく軽くしなければならないけれど、現地の天候が、昼は暑く、夜は寒く、毎日一度は雨が降るし、ルート上には先日雪解けしたばかりらしいというところもある。
暑さ対策、寒さ対策、雨対策・・・が必要だし、途中には店などないような大自然。
飲み水も、入山時には各自3リットルの水をリュックに詰めていくけれど、あとは川などが水源。(浄化用のポンプや薬品などを持っていく)
無いと最悪命にかかわるかもしれないし、忘れたからといって「現地で買えばいいや」とはいかないし、かといってあれもこれも詰め込めないし・・・
アウトドア・アドベンチャーの荷造り、悩んでたらキリがない。
といっても、今回は私は息子の荷造りにちょこっとアドバイスしただけで、ほとんどかかわってはいない訳だけど。
それでも、見ているだけで、「本当にそれ持っていかなくていいの~?」などと心配な気分で胃が痛くなる。
荷物、ちゃんと詰め込めるのかなあ~???
本日のピンズは、ハイキング用のスティックがデザインされた、万座の観光記念バッジ。

BGM「僕らが旅に出る理由」by小沢健二
♪僕らの住むこの世界では 旅に出る理由があり