
フードバンクでボランティア。

ここでは、16歳以下は必ず親が同伴で一緒にボランティアをしなくてはならない。
今日は、作業開始時にまず、「16歳以下+その親」と「大人個人」の2グループに分けられた。
息子と私の加わる16歳以下の方のグループは、今回はほとんどが「リトル・ヘルピング・ハンド」という団体から参加してきた小学生とその親。
小学生がメインなので、「量を競うのではなく、注意事項をちゃんと確認してゆっくりで良いから間違いなく行ってくださいね~」と、ユルいモード。

そして、シフトの終了予定より1時間以上早く、このグループで作業した総量が発表され、「イェーイ!」のあと、「施設の見学に行く方は並んで下さ~い!」の掛け声で、小学生とその親たちが作業場所を去っていく。
残されたのは、息子と同級生D君、そしてD君の親と私、の4人だけ。
あれ?これで終了?
早く終わって良いのだけれど、こちらにはこちらの都合が・・・
このボランティア、社会奉仕しているだけではなく、息子たちにとっては自分のためでもあるのだ。
社会貢献してきた実績は、大学受験の際に評価されるし、息子の場合、ボーイスカウトのランク昇進にも規定の時間数のボランティア活動が必要。
なので、この夏休み中も、最低コレだけの時間数はこなしておこうと言う目標を計算してボランティアに来ている。
それに、ここへの往復は1時間以上かかる。
時間短縮になると、目標達成には追加で通わなくならなくてはならなくなるから、予定より早く終わってしまうのは嬉しくない。
4人でしばらく呆然としたあと、尋ねてみた。
「あの、今日はこれで終わりという事ですか?この子達、高校の社会貢献時間を計算してきているので・・・」
結局、そこから4人で追加作業できることになり、もう1時間。
こういっては申し訳ないけれど、ちびっ子たちがうようよしていなくなって、仕事がはかどる~。

・・・と思ったら、40分後に「終了しましょう。大丈夫、20分早いけど、ちゃんとその分も働いた時間に入れますから。」と。
こちらに時間数の都合があったように、あちらは早めに片付けたい都合があったのだろう。
最初に分かれた、大人ボランティアのグループも、同時に早め終了となっていた。
というわけで、本日のボランティア活動終了。
しかし、本当に貢献しているのか、予定通りの時間で作業したかったのが迷惑だったのか、いまいちすっきりしない気分ではあった。
本日のピンズは、フードバンク同様、非営利団体のひとつ「ユナイテッド・ウェイ」のピン。
BGM「ボランティアーズ」ジェファーソン・エアプレイン
♪We are volunteers of America