
息子の中学は明日までだが、明日は半日なので、今日が実質最後のフル登校日。
そんな最後の日、息子は4時間目~ランチタイムを抜け出して、来年度ジャズのクラスに入れるかをかけたオーディションへ。
中学で息子をピックアップし、事務室で「Good Luck!」と声援を受け高校へ。
オーディションは、前もって渡され練習してきた課題曲2曲、その場で楽譜を渡されて演奏するサイト・リーディング、コードだけが渡されて自由に演奏する即興演奏。
練習できるものはやるだけのことはやった自信を持って臨んでいったが、サイト・リーディングに不安をいだいていた息子。
そのサイト・リーディング、オーディションで渡された楽譜は、アップテンポのスィング。
スピードについていけず、ゆっくりめの演奏になってしまったようで、ミスったらしい。
(↑これはミドルテンポの課題曲を練習中)
ジャズ・クラスのサクソフォンは、テナー2名、アルト2名、バリトン1名。
新9~12年生全部からたったの5人。
更に、12年生は優先的に考慮されると説明されたらしい。
バリトンで挑んだ息子。
といっても、選考は各楽器ごとではなく「サックス」として選考されるらしい。
バリトンではなくアルトで採用される可能性もあれば、バリトンでオーディション1位であってもアルトやテナーに上手い人が多ければ押し出されて落選もありうる。
結果は夏休みの高校バンド・キャンプで発表されるとのことで、しばらく結果待ち。
息子は自信があるようで、ほぼ入れると信じている。
それを観ていると、落選したらかなりガッカリだろうなあ~と、合格を祈る。
反面、もしジャズのクラスに落ちたら入る、その時間割の枠のまったく別分野の第2希望の方が、将来役立つはずの選択授業。
親の立場としては、第2希望に入ることになったほうが、長い目で見ればベターな「負けるが勝ち」。
結果待ちの間、複雑な気持ちは続く。
さて、本日のピンズは、英語検定の合格バッジ。
これは、私がちょうど今の息子くらいの時、初めて受けた英検の最初の級に合格した際に、母がこっそり買って贈ってくれたもの。
確か、級に寄ってバッジの色が違っていたのだったと思う。
昔、母がそっと渡してくれた時も嬉しかったけれど、あのときの私と同じ年頃の息子を持ち、コンテストだのトライアウトだのテストだのを親とぢて見守る立場になって、今このバッジを眺めると、これを貰った時の母の気持ちがもっとわかるようで、また違った感慨が溢れる。
BGM「サクソフォン・ソング」ケイト・ブッシュ
♪Tuning on your saxophone