
最後の決戦の日が来た。
息子の陸上シーズンを締めくくる、UILディストリクト決勝戦日だ。

今日も、まずはフィールド競技の残りが行われ、トラック競技はその後の開始になる。
トラック競技、今日は決勝戦のみなので、各競技ごとに1レースしかない。
いままでより早く進行していく中で、息子は3種目を走るので、どうコンディションを整えていくかも大きなカギとなる。

息子、最初の種目は800m走。
いままで試合で2度走り、3位、2位を取って来た種目。
今日も、良いところにいけそうな予感。
1週目良い位置取りで走ってきて、2週目で追い抜いていくいつものパターン。
1位には及ばなかったが、堂々の2位。
レース後、友人達が駆け寄って息子を祝福。

しかし本人はフェンスにもたれてぐったり。

全力でがんばったに違いない。
でも、まだあと2種目。ちゃんとリカバーできるのか?
何種目かはさんで、次は400m走。

昨日の予選で、今日の決勝戦を走る8人中7番だった息子。
メダルを手にできる入賞は6位まで。
とにかく、最低6位には食い込んで欲しい欲しいところ。
6位争いの接線を制し、なんとか6位に食い込んだ。
昨年もこの400mで6位だったので、とりあえず、2年連続入賞できて、ほっ。
個人種目で、2個のメダルをすでに確保、しかもひとつは2位と、上出来な結果。
しかし、残る種目が、ぜひとも勝ちたいリレーだ。
今日も、4X400mは大会最後のトリ種目。
第1走者の息子は3位でバトンを託す。
第2走者が1人追い上げ2位でバトンタッチ。
第3走者が僅差の2位でバトンタッチ。
アンカーがいったん1位に浮上し、接戦の1、2位争いを繰り広げ、2位か?1位もいける!と思ったところに、ゴール手前で3、4位の選手がスパートし・・・
息子チーム、わずかの差で、まさかの4位。
リレーで勝つことが、個人種目よりも念願だったのだが、結局、最後を勝利で飾れなかった。
こうして、陸上シーズンは幕を閉じた。
中学での2年の陸上シーズン。
振り返れば、トラック競技では参加した種目全てで入賞を果たした。
(学校内でトップ3に入らなければディストリクト大会には出られない。予選を勝たねば決勝に出られない。決勝で勝たなければ入賞できない。そう簡単な事ではないのだ。)
それよりなによりも、仲間と祝福しあい励ましあい、楽しい時間を共有いる姿を目にして、本当によかったね、と思う。
その分、終わってしまったのが淋しい。

きっと将来、トラックを全力で走った日々の事が、良い思い出として思い出せるに違いない。
おめでとう。自分で自分を褒めても良いと思うよ。
すばらしい陸上シーズンだったね。
本日のピンズは、コンペティター・マガジンのアワード・ピン。
BGM「炎のランナー」ヴァンゲリス